電気代を口座振替にするやり方やメリットを解説!

電気代の支払い方法として、振込用紙やクレジットカードでの支払いの他に、口座振替を利用する方法があります。口座振替を利用することで、毎月の料金が自動で引き落とされるため、支払いの手間を減らせるうえに、支払い忘れや遅延の心配も軽減できます。
この記事では、電気代を口座振替に変更する手続き方法や、口座振替を利用するメリット、注意点について詳しく解説します。
電気代を口座振替にする手続き
口座振替とは、契約時に指定した銀行口座から自動で料金が引き落とされる支払い方法です。振替日の前日までに口座に必要な金額を入金しておくことで、自動的に電気料金が引き落とされます。引き落とし日に残高が不足していると振替が行われないため、事前に残高を確認する必要があります。
電気代を口座振替にする際の手続き方法は、主に次の3つです。
- 電力会社へ指定用紙を郵送する
- インターネットで申し込む
- 金融機関の窓口で手続きする
郵送で手続きを行う場合、指定の用紙を電力会社に送ることで、口座振替の手続きが完了しますが、処理が完了するまでに1〜2カ月ほど時間がかかることがあるため、急いでいる場合には注意が必要です。
その他、電力会社の公式サイトなどからオンラインで手続きできる場合もあります。
銀行など金融機関の窓口で申し込む場合は、本人確認書類や印鑑が必要となることがありますが、直接窓口で手続きができるため、不備による差し戻しが発生しにくい点がメリットです。いずれの方法でも、手続きが完了するまでの間は、従来の支払い方法を継続する必要があります。
また、電力会社によっては決済代行会社を通じて引き落としされ、通帳などに記載される名義が電力会社と異なることもあります。
電気代を口座振替にするメリット
では、具体的に電気代を口座振替にすることでどのような恩恵が得られるのでしょうか。電気代を口座振替にする主なメリットは、以下の通りです。
- 支払いの手間を省ける
- 支払い忘れや遅延を防げる
- 支払い管理がシンプルになる
ここでは、これらのメリットを詳しく解説していきます。
支払いの手間を省ける
電気代を口座振替にすると、わざわざ支払いに出向く必要がなくなり、手間を省けます。
振込用紙を利用したコンビニ払いでは、近隣に支払い可能なコンビニがないと、支払いのために遠くまで出かける必要があります。
口座振替にしていれば、決まった日に口座から自動的に引き落とされるため、残高の確認のみで済むのは魅力的です。
支払い忘れや遅延を防げる
口座振替なら、電気代の支払い忘れや遅延を防ぐことにもつながります。振込用紙での支払いには、必ず期限が設けられています。この期限をうっかり過ぎてしまうと、延滞料金が発生したり、延滞が続くと支払完了まで電力が停止されたり、強制的に解約されたりするリスクも出てきます。
また、一部の電力会社では、期限を過ぎても一定期間内であれば振込用紙で支払える場合もありますが、期限を大きく超えてしまうと再発行の手数料がかかり、無駄な出費が増えてしまいます。
さらに、クレジットカード支払いではカードの有効期限が切れると情報の更新が必要な場合がありますが、口座振替では一度登録しておけば、支払い漏れの心配なく継続的に支払いが可能です。
支払い管理がシンプルになる
月々の家計管理をする際にも、口座振替は役立ちます。口座振替では、通帳やオンラインバンキングの履歴を見るだけで電気代の支払いが確認できるため、手間なく記録することができます。
振込用紙を紛失したり、支払いを忘れたりする心配もなくなるため、特に忙しい方や家計管理をシンプルにしたい方にとっては、口座振替は便利な方法といえるでしょう。
電力会社によっては口座振替割引を受けられる
一部の電力会社では、支払い方法を口座振替に設定することで、「口座振替割引サービス」が適用される場合があります。これは毎月の電気代から一定額が自動的に割り引かれるサービスで、少しでも電気代を抑えたい方にはうれしい特典です。
ただし、割引額は数十円程度であることが多く、電気代の大幅な節約にはつながらない点には注意が必要です。そのため、割引額を目的に口座振替を選ぶというよりは、他の利便性を重視して選択した方が良いでしょう。
電気代そのものを安くしたいと考えている場合は、電力プランの見直しがおすすめです。例えば「idemitsuでんき」では、電気の使用量に応じて地域の電力会社よりおトクになります。下記リンクから簡単にシミュレーションできるため、ぜひ試してみてください。
電気代を口座振替にする注意点
電気代の口座振替は、毎月の電気代を自動的に引き落としてくれる便利な支払い方法ですが、いくつかの点に注意が必要です。
ここでは、口座振替に変更する際の注意点として、次の3つについて解説していきます。
- ポイント還元が受けられない場合がある
- 電力会社によって支払い日が異なる
- 支払登録に時間がかかる場合がある
ポイント還元が受けられない場合がある
口座振替以外の電気代の支払い方法として、クレジットカードやQRコード決済があり、これらの支払い方法ではポイント還元が受けられることが一般的です。日頃からポイントを貯めている方にとっては、支払い方法を工夫することでおトクに節約ができます。
しかし、口座振替ではポイント還元の対象外となるケースが多いことに注意が必要です。
とはいえ、電力会社によってはクレジットカードやQRコード決済に対応していない場合もあるため、支払い方法で迷った場合は、確実に支払いが行える口座振替が便利な選択肢となります。利便性とポイント還元のどちらを優先するかを考えたうえで、ご自身に合った支払い方法を選びましょう。
電力会社によって支払い日が異なる
口座振替を利用する場合、電気料金の引き落とし日は電力会社によって異なります。
電力会社ごとの口座振替日の例は、以下の通りです。
電力会社 | 口座振替日 |
---|---|
東北電力 | 検針日から約10日後 |
東京電力 | 検針日から約10日後 |
idemitsuでんき | 翌々月の6日 |
東北電力や東京電力では検針日から約10日後に引き落とされるのに対し、idemitsuでんきでは翌々月の6日など、会社によって支払日が変わります。
一般家庭の場合、月ごとに検針日が数日前後します。口座振替日の決定方法によっては、明確な引き落とし日が把握しにくいことがあるため、残高管理に注意が必要です。
支払登録に時間がかかる場合がある
電気代を口座振替に変更した際は、切り替わるのに時間がかかる場合があるため、いつから引き落しが開始されるかを事前に確認しておくことが重要です。一般的に、手続きが完了して実際に引き落としが行われるまでに1〜2カ月程度かかります。
引き落としが開始されるまでは、従来通りの振込用紙による支払いなどが必要になるため、忘れないよう注意が必要です。確実に切り替えるためには、できるだけ早めに口座振替の申し込みを済ませておくと安心です。
電気代の口座振替に関するよくある質問
電気代を口座振替に設定することで、毎月の支払いをスムーズに行えるメリットがありますが、口座振替に関して疑問や不安が残っている方もいるでしょう。
ここからは、電気代の口座振替に関するよくある質問に回答していきます。
口座振替以外の電気代支払い方法は?
電気料金の支払いは、口座振替以外に以下のような支払方法があります。
- クレジットカード払い
- コンビニ払い
- QRコード決済
クレジットカード払いでは、利用金額に応じてポイントが貯まるほか、ウェブ上で明細を確認できるため、家計管理もしやすくなります。ただし、使用できるカードの種類は電力会社ごとに異なるため、事前に確認が必要です。また、クレジットカードには有効期限があり、更新対応が必要な場合があります。
コンビニ払いは、24時間いつでも電気代を支払いが可能という手軽さが魅力ですが、支払いに出向く必要があり、基本的には現金での対応となります。また、対応していない電力会社や、振込用紙を有料にしている電力会社もあります。
近年はキャッシュレス決済の普及により、振込用紙等に記載されたQRコードを利用して支払える場合もあります。現時点では対応している電力会社が限られているため、キャッシュレス決済を希望する場合は、電力会社の選択時にあわせて確認しましょう。
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口座振替で引き落としできなかった場合はどうなる?
口座振替で引き落としできなかった場合の対応は、電力会社によって異なります。多くの場合は、振込用紙が郵送されたり、一定期間後に再度引き落としが行われたりします。再振替で引き落としができなかった場合は、送付された振込用紙での支払いが必要となり、そのまま放置してしまうと、延滞金が加算されることもあります。
さらに、支払いが長期にわたって滞ると、最悪の場合は電気の供給が停止される可能性もあるため注意しましょう。
電気代を節約できるidemitsuでんきでも口座振替ができる
電気は私たちの暮らしに欠かせない大切なライフラインであり、電気代の支払いを毎月確実に行う必要があります。できるだけ手間をかけず、シンプルに管理できる方法として、口座振替は便利な選択肢です。
クレジットカードを持っていない方でも、銀行口座があれば自動引き落しが可能で、支払い忘れのリスクも減ります。ただし、確実に引き落としされるように、引き落とし日の前には残高の確認を忘れずに行う必要があります。
idemitsuでんきでは、電気代の口座振替に対応しています。また、地域の電力会社の従量電灯プランから切り替える場合、一定の使用量を超えたあとの電力量単価が割安になります。
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