家庭でできる節電の方法12選!効果を高めるポイントも解説
電気代の値上がりが続くなか、「電気の使用量を減らして、なるべく節約したい」と考える方は多いのではないでしょうか。家庭での電力使用量は、日々のちょっとした使い方や習慣を見直すことで削減できます。
本記事では、電気の使い方の見直しによって無理なく実践できる節電方法を12個ご紹介します。日常生活を快適に保ちながら、ムダな消費電力を抑えるコツを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
家庭で簡単にできる節電の方法12選
毎日の生活の中で少し意識を変えるだけで、家庭でも簡単に節電が可能です。ここでは、すぐに実践できる節電方法として、次の12種類の方法をご紹介します。
- 使わない家電の電源は切る
- 照明のスイッチをこまめにオンオフ
- エアコンの設定温度を変える
- エアコンは積極的に自動運転モードを使う
- エアコンのフィルターを掃除する
- 冷蔵庫内の設定温度を変える
- 冷蔵庫は詰め込み過ぎない
- テレビは省エネモードにする
- 洗濯はまとめ洗いをする
- 待機電力を減らす
- 床暖房にカーペットを敷かない
- 給湯器の使い方を工夫する
1.使わない家電の電源は切る
家庭内には、日常的に使用していないにもかかわらず、電源が入ったままになっている家電が意外と多く存在します。特に、エアコンや給湯器、テレビなど電気使用量の多い電化製品は、使用しないときに主電源をオフにするだけで、年間を通じて大きな節電効果が期待できます。
使わない時はコンセントを抜いたり、電源タップで一括管理したりするなど、日々のちょっとした習慣の見直しが節電につながります。電力消費が大きい家電ほど節電を心掛け、使わないときは電源を切っておくのが望ましいでしょう。
また、家電の電気使用量は季節による違いもあるため、電気代が高くなりやすい家電をチェックしておくと節電しやすいでしょう。例えば、夏場はエアコンや冷蔵庫、冬場は暖房器具の使用率が高まり、電気代の大きな割合を占めます。


出典:夏季の省エネ節電メニュー|経済産業省 資源エネルギー庁、冬季の 省エネ 節電 メニュー |経済産業省 資源エネルギー庁
電気代が高い家電ランキング12選!1番電気代がかかる家電はどれ?
2.照明のスイッチをこまめにオンオフ
使わない部屋の照明は、こまめに消すようにすると節電につながりやすいです。資源エネルギー庁によると、不要な照明をこまめに消すことで、1.5%~2.5%の節電効果が得られるとされています。
特に蛍光灯や白熱電球は、LEDよりも電力を多く使用します。これらの照明をつけっぱなしにしていると、電気代が高くなりやすいため注意しましょう。
また、「つい電気を消し忘れてしまう」という方には、人感センサー付きの照明がおすすめです。自動でオンオフが切り替わるため、無駄な電力消費を防げます。
3.エアコンの設定温度を変える
エアコンは家庭内での電力消費の大きな要因の一つですが、設定温度を見直すことで大きな節電効果が期待できます。
環境省では、夏季は28℃、冬季は20℃の室温設定を推奨しています。実際に、エアコンの温度設定を1℃変更することで、冷房時で約13%、暖房時で約10%の電力削減が可能とされています。部屋の室温を下げすぎたり上げすぎたりすると、エアコンが必要以上に稼働してしまい、電気代が上がる原因となるため注意が必要です。
ただし、特に夏季には熱中症などのリスクもあるため、体調を優先し、無理のない範囲での節電を心掛けることが大切です。
4.エアコンは積極的に自動運転モードを使う
エアコンを使用する際は、冷房・暖房の効率を高めるためにも「自動運転モード」を活用することがおすすめです。多くの方が手動で温度や風量を調整しがちですが、実は無駄な電力消費につながっているケースがあります。
例えば、「弱」モードで長時間運転しても設定温度に達するまでに時間がかかり、無駄な電力を消費してしまいます。一方で、自動運転モードは運転開始時に一気にフル回転して部屋を快適な温度にし、設定温度に達したあとは必要最低限の電力で運転を続ける仕組みです。このように、自動運転の方が効率的に電力を使用するため、無駄な消費を抑えられます。
特に長時間使用する家庭では、自動運転を活用することで、節電と快適性の両立が図れるでしょう。
エアコンの自動運転で電気代を節約!賢く快適に過ごせる方法を紹介
5.エアコンのフィルターを掃除する
エアコンを効率よく使うためには、フィルターの掃除が欠かせません。特に、毎日長時間エアコンを使用している家庭では、汚れがたまりやすくなります。
フィルターは空気中のホコリや花粉、ペットの毛などをキャッチする働きがありますが、フィルターが詰まると風量が低下し、冷暖房の効果がなかなか得られなくなってしまいます。
結果的にエアコンがフル回転し続け、余計な電力を消費しかねません。フィルターの掃除を習慣づけることで冷暖房効率が改善され、電気代の節約にもつながるため、こまめなフィルター清掃を習慣化すると良いでしょう。
6.冷蔵庫内の設定温度を変える
冷蔵庫は、日常的に使う家電の中でも電力消費量が多く年中稼働している家電の一つです。そのため、設定温度を季節に応じて調整するだけでも節電効果が得られます。
外気温が低い冬季は冷蔵庫内の設定温度を「弱」に、夏季は「中」にしておくと節電効果が期待できます。
ただし、温かい料理をそのまま入れてしまうと庫内の温度が上昇し、冷却に余分な電力がかかってしまいます。「弱」や「中」に設定する際は、温かい料理は冷ましてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
また、真夏は特に食品が傷みやすいので、食品の安全性を優先して無理なく調整することが大切です。
7.冷蔵庫は詰め込み過ぎない
冷蔵庫に食材や料理を詰め込みすぎると、冷蔵庫内の冷気がうまく循環せず、無駄な電力を消費してしまいます。また、食材を多く詰め込んでいると、目的の食材を探すために時間がかかり、扉を開けている時間が長くなってしまうことも消費電力が増加する要因です。
実際に、冷蔵庫内を半分程度まで整理すると、年間43.8kWhの節電が可能と言われています。これは、1kWh31円で換算した場合、年間1,358円の節約になる計算です。
一方で、冷凍庫は凍った食品を多く詰め込んでいる方が冷えやすくなるため、逆に空きすぎないように注意しましょう。
8.テレビは省エネモードにする
テレビを省エネモードに設定しておくことで、1.0%~2.0%の節電効果が期待できます。メーカーや機種によって省エネモードの性能は異なりますが、代表的なものとして以下が挙げられます。
- 人感センサー
- 明るさのセンサー
- ECO画質設定
- センサーで電源オフ
- 無操作時の電源オフ
- 待機電力の削減
これらの機能により、必要のないときには画面の明るさを抑えたり、自動で電源をオフにしたりと、無駄な電力をカットできます。また、視聴していないときには主電源を切る、コンセントを抜くといった対応もあわせて行うと、さらに効果的です。
テレビの電気代はどれくらい?1時間・月平均金額と節約術を紹介
9.洗濯はまとめ洗いをする
洗濯機は使用するたびに電力と水を消費するため、こまめに回すよりも、ある程度洗濯物がたまってからまとめて洗うことで、節電・節水になります。
具体的には、洗濯機の容量に対して8割程がもっとも効率の良い目安とされており、この分量でまとめ洗いを行うことで、年間で0.4%程度の節電効果になると言われています。
また、電気代を節約するためには、乾燥機の使用を減らすことも重要です。部屋干しや外干しを取り入れ、乾燥機の稼働時間を短縮すると、さらに0.4%~0.5%の節電が可能です。ただし、洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎると汚れが落ちにくくなることや、乾燥が不十分になる恐れがある点には注意しましょう。
10.待機電力を減らす
待機電力とは、電源をオフにしていてもリモコン操作の待機や設定情報の保持のために消費される電力のことです。コンセントに差し込んだままの家電は、使用していなくても、電力を少しずつ消費しています。
特に、エアコンやテレビなどは待機電力が大きいため、長時間使用しないときには主電源を切るか、コンセントを抜いておくと節電に効果的です。
家庭全体で見ると、待機電力を抑えるだけでも0.5%程度の節電効果が期待できます。電源タップのスイッチを活用するなど、日常的に取り組める工夫をすることで、無駄な電気代を抑えられるでしょう。
11.床暖房にカーペットを敷かない
床暖房を効率よく使用するためには、カーペットやラグマットを敷かないことも一つの節約方法です。これらは床暖房からの熱を遮り、暖かさが伝わりにくくなる要因となります。特に冬場にエアコンの設定温度を低めにして節電したい場合、床暖房を併用することで快適に過ごせますが、カーペットなどで床を覆ってしまうと、床暖房の効果は低くなります。
また、床暖房は運転をストップしてもすぐに冷えるわけではありません。スイッチを切っても温かさはしばらく残るため、就寝前や外出前には早めにスイッチを切っておくと、切り忘れを防止でき、無駄な電力消費も避けられます。
12.電気温水器(エコキュート)の使い方を工夫する
経済産業省 資源エネルギー庁の資料によると、冬の給湯器による電力消費は、家庭全体の約12.6%を占めるとされています。給湯器は外の空気の熱を利用してお湯を作るため、気温が低いと消費エネルギーが増える仕組みです。
特に、寒い時期は給湯温度を高めに設定する機会が増え、それに伴い電力消費が増える傾向にあります。そのため、お湯の出し過ぎを控えたり、追い炊きの回数を減らすなどの工夫が、節電のカギです。
節電効果を高めるための工夫とポイント
節電を日常的に続けていくためには、行動を習慣化し、効率的に効果を上げる工夫も欠かせません。ここでは、家庭全体で節電をより効果的に進めるためのポイントをご紹介します。
電力量料金単価が高い時間帯での家電使用を避ける
例えば、平日の「午前8時~10時ごろ」と「午後5時~8時ごろ}や夏場の日中は、多くの家庭、法人で電力を使う「ピーク時間帯」です。この時間帯は発電量の負担が増えることから、電力単価が高めに設定されていることがあります。
時間帯に応じて電力単価が異なるプランを契約している場合、時間帯を意識し電気を使用することで、節電効果を高められるでしょう。
また、エアコン、炊飯器、洗濯機、電子レンジなどの消費電力が大きい家電を同時に使うと、契約アンペア数の引き上げにつながる場合があります。そのため、同時使用を避け、洗濯や食器洗いを早朝または夜間に行うことや、炊飯をタイマーで設定するなど、家電の使用時間を分散させることが効果的です。
家族全員で節電意識を共有する
節電を継続的に行っていくためには、家族全員が節電意識を共有することが重要です。
例えば、照明やエアコンの消し忘れを家族で声かけする、冷蔵庫の開閉回数を減らすルールを決める、洗濯をまとめて行う日を共有するなど、家庭内のちょっとした習慣を共有するだけでも効果が期待できるでしょう。
また、子どもに節電の大切さを教えることも長期的な省エネ意識の育成につながります。電気使用量を家族でグラフ化して見えるようにする、節電できたらシールを貼るなど、楽しみながら取り組む工夫もおすすめです。
家族全体で電気を大切に使う意識を持つことも、持続的な節電方法といえます。
電力使用量を「見える化」して効果を実感する
節電を効果的に続けるためには、実際にどの家電がどれだけ電力を使っているのかを「見える化」することがポイントです。
最近では、スマートメーターやHEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)を導入することで、リアルタイムで消費電力量を確認できるようになりました。これにより、無意識に電気を使いすぎている時間帯や家電を把握しやすくなり、効率的な節電行動につなげられます。
また、契約している電力会社のウェブサイトやアプリ上で使用量グラフを確認できるサービスも増えています。例えば、「時間帯別の使用量グラフ」や「前年同月比較」を確認することで、効果を数字で実感しやすいでしょう。
データを活用して生活習慣を少しずつ改善することで、長期的に節電効果の向上を目指せます。
電気代をおトクにしたいならidemitsuでんき!
家庭での電力使用量は、家電の使い方や日々の小さな工夫で大きく変わります。エアコンや冷蔵庫などの設定温度を見直す、不要な家電の電源をこまめに切るなど、節電の積み重ねが、家計の負担削減に繋がります。
さらに、idemitsuでんきのように電力量料金が割安な電力会社へ切り替えることで、節電効果とあわせて電気代をより効率的に抑えることが可能です。家庭でできる節電を実践しながら、料金プランの見直しも検討し、無理なくおトクな電気の使い方を実現しましょう。

