電気自動車の充電料金は?お得に充電する方法やガソリン代との比較


電気自動車(EV)の普及が進む中、導入を検討する人にとって気になるのは充電料金でしょう。

ガソリン車とは異なる充電システムや料金体系は、初めてEVを検討する方にとって分かりにくい部分かもしれません。

この記事では、EVの充電料金について、自宅充電と外部充電の両方を詳しく解説します。さらに、充電費用を抑えるコツや、ガソリン車とのコスト比較も行います。

電気自動車(EV)の充電料金は?


EVの充電料金は、充電する場所や方法によって大きく異なります。主に自宅での充電と外部での充電に分けられますが、それぞれの特徴と料金について詳しく見ていきましょう。

自宅充電するにはいくらかかる?

自宅充電で満タン料金の目安を表にまとめました。
車種 バッテリー容量 満タン料金目安
日産リーフ 40kWh 60kWh 1,240円 1,860円
日産サクラ 20kWh 620円
三菱i-MiEV X 16kWh 496円
三菱eKクロスEV 20kWh 620円
スバルソルテラ 71.4kWh 2,213円
トヨタbZ4X 71.4kWh 2,213円
マツダMX-30 EVモデル 35.5kWh 1,100円
レクサス UX300e 72.8kWh 2,256円
レクサスRZ450e 71.4kWh 2,213円
テスラモデル3 54kWh 82kWh 1,674円 2,542円
テスラモデルY 57.5kWh 75kWh 1,782円 2,325円
フォルクスワーゲンID.4 52kWh 77kWh 1,612円 2,387円
アウディ Q4スポーツバックe-tron 77kWh 2,387円
メルセデス・ベンツEQA 70.5kWh 2,185円
2024 BMW IX1 66.5kWh 2,061円
※令和4年7月22日に全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価である、1kWh=31円で計算した場合

これらの金額は、あくまで目安であり、実際の電気料金や使用状況によって変動することに注意してください。

外で充電するにはいくらかかる?

外部での充電がメインの場合、充電カードや会員サービスに加入していると便利です。

初期費用と月会費がかかるケースや、月会費に無料充電が含まれているケースなどがあり、急速充電と普通充電の料金も異なります。

以下は主な充電サービスの料金比較です。
サービス名 初期費用 月会費 充電費用
e-Mobility Powerカード 1,980円 普通充電プラン1,540円 急速・普通併用プラン4,180円 普通3.85円/分 急速27.5円/分
おでかけCard 0円 レギュラー1,650円 プレミア4,950円 普通4.95円/分 急速38.5円/分
日産ゼロ・エミッションサポートプログラム 1,650円 4,400~11,000円(※) (無料充電100~600分) 普通3.3円/分 急速33~44円/分(※)
三菱自動車 電動車両サポート 1,650円 ベーシック550円 プレミアム1,650円 (無料充電550円) 普通0~1.54円/分 急速8.8~16.5円/分(※)
トヨタ自動車 EV・PHV充電サポート 普通充電プラン770円 急速・普通充電プランA1,650円 急速・普通充電プランB4,950円 普通4.95円/分 急速A66円/分 急速B55円/分
ENEOS Charge Plus 0円 0円 普通3.3~3.85円/分 急速45.1~49.5円/分(※)
※料金は税込みです。プラン提携店舗によって異なります。

※2024年8月時点の情報です。

電気自動車の充電費用を安く抑えるには?


EVの充電費用を抑えるためには、いくつかの方法があります。

ここでは、すぐにできる節約方法を紹介します。

自宅での充電時間帯を見直す

自宅での充電時間帯を見直すことで、充電費用を大幅に抑えることができます。例えば、idemitsuでんきでは、EVに乗っているだけで毎月の電気代が割引されるサービスがあります。

さらに、「EV充電タイム」にご自宅で充電することによりその時間の使用電力量に応じて楽天ポイント・Pontaポイント・dポイントのいずれかが貰えるサービスがあります。週に1回から2回充電タイムに充電した場合、1カ月平均で300ポイント以上獲得することも可能です。

※お客様の充電回数は2023年12月~2024年2月において、Sプラン・EVコースでポイント獲得されたお客様の、時間ごとの使用電力量から当社が推測。

※EV充電以外の使用電力量もポイントの対象となります。

また、オール電化のご家庭の場合、深夜の電気料金がおトクなidemitsuでんきのオール電化プランに加入し、深夜に充電することで充電費用を抑えられます。

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エコドライブを意識

エコドライブとは、燃料消費量やCO2排出量を減らして地球温暖化防止につなげる運転技術や心がけのことです。エコドライブは交通事故の削減にもつながり、お財布に優しいだけでなく、安全運転の実現にも寄与します。

例えば、緩やかに、滑らかに加速することで、エネルギーを効率的に利用できます。

また、車間距離にゆとりを持ち、加速や減速の少ない運転をすることで電費の悪化を防ぐことができます。

ブレーキをうまく使うことで、減速時に発生するエネルギーをバッテリーに充電できるため、電費が改善します。

普段から車の負担を考えた運転をすることで、エコドライブを実現し、充電費用を抑えることができます。

無料充電スポットを活用する

お出かけ先で充電が必要になる場合、レジャー施設や宿泊施設などで、利用者に充電器を無料で提供しているケースがあります。行先や宿泊先を決める際を選ぶときに考慮すれば、充電費用を抑えられるかもしれません。

また、公共施設やショッピングセンターでも、無料開放の充電器が設置されている場所があります。

ただし、無料と書かれていても別途で駐車料金がかかるケースもあるので注意が必要です。

これらの無料充電スポットを上手く活用することで、充電費用を抑えることができます。

ガソリン車と電気自動車ではどちらのほうが安いか比較

電気自動車の1万キロ当たりのコスト

車種 カタログ電費 1万キロあたりのコスト
日産リーフ 155Wh/km 48,050円
トヨタbZ4X 128Wh/km 39,680円
マツダMX-30 EVモデル 145Wh/km 44,950円

ガソリン自動車の1万キロ当たりのコスト

車種 燃費 1万キロあたりのコスト
日産セレナ 13.4km/L 130,895円
トヨタランドクルーザー250 7.5km/L 233,866円
マツダCX-5 17km/L 103,176円
※令和4年7月22日に発表されている資源エネルギー庁のデータよりレギュラーガソリン1リットル=175.4円で計算した場合

一般的に電気自動車のほうが安い傾向にある

一般的にEVのほうがランニングコストは安い傾向にあります。上記の比較からも明らかなように、EVは同クラスのガソリン車と比べて、1万キロ当たりのコストが大幅に低くなっています。

また、EVはエコカー減税により自動車税や自動車重量税を安く抑えることができるので、購入時にもお得になる可能性があります。

ただし、初期購入費用や充電設備の設置費用なども考慮する必要があるため、総合的な判断が重要です。

電気自動車の充電価格を安く抑えたいならidemitsuでんき

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