一人暮らしの電気代の平均は?月別・エリア別の金額や見直し方法を紹介

毎月かかる電気代、一人暮らしの場合、実際の平均的な電気代はどれくらいなのでしょうか。

本記事では、一人暮らしの電気代の平均金額や、季節別・エリア別の傾向、電気代の見直し方について詳しく解説します。電気代を少しでも節約したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事の料金実績には、電気・ガス料金支援による補助額が含まれている場合があります。

一人暮らしの電気代の平均金額

まずは、一人暮らしの電気代の平均金額について見ていきましょう。

 

電気代平均(1カ月)
2024年 6,756円
2023年 6,726円
2022年 6,808円
2021年 5,482円
2020年 5,791円

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 002 用途分類(年齢階級別) | 統計表・グラフ表示

このデータを見ると、一人暮らしの平均電気代は、ここ数年で徐々に上昇していることがわかります。特に2022年以降は、世界的なエネルギー価格の高騰の影響もあり、前年から電気代が大幅に増加しています。

なお、2016年4月から始まった電力自由化によって、家庭でも電力会社を自由に選べるようになりました。電力会社によって電気料金は異なるため、電気代を安くしたい場合やおトクに利用したい場合は、料金単価やサービスを確認して電力会社やプランを選ぶことをおすすめします。

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【月別・季節別】一人暮らしの電気代の平均金額

電気代は、月ごとや季節ごとに電力使用量が変わるため大きく変動します。電気代が平均より高いかどうかを判断するためには、年間の平均値だけでなく、季節ごとの平均値と比較することが大切です。

ここでは、直近3年間の電気代の平均金額を、以下の4つの季節に分けてご紹介します。

  • 春(4~6月)
  • 夏(7~9月)
  • 秋~冬(10~12月)
  • 冬~春(1~3月)

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国 | 統計表・グラフ表示

春(4~6月)

下記の表は、2021年から2023年までの春(4~6月)の電気代の月平均値をまとめたものです。

 

春(4~6月)の電気代平均(1カ月)

2023年 5,486円
2022年 6,333円
2021年 4,990円

 

春は比較的過ごしやすい季節でありエアコンなどの空調設備による電力使用量が抑えられるため、他の季節と比べて電気代を節約しやすいです。

夏(7~9月)

2021年から2023年までの夏(7~9月)の電気代の月平均値は、以下の通りです。

 

夏(7~9月)の電気代平均(1カ月)
2023年 5,842円
2022年 6,418円
2021年 5,131円

 

夏はエアコンの使用頻度が高くなり電力使用量が増えるため、電気代が上昇しやすい時期です。特に在宅勤務をしている人は、エアコンの使用時間が長くなることから、電気代が平均よりも高くなりやすいと考えられます。

秋~冬(10~12月)

続いて、2021年から2023年までの秋~冬(10~12月)の電気代の月平均値を見てみましょう。

 

秋~冬(10~12月)の電気代平均(1カ月)
2023年 5,833円
2022年 6,557円
2021年 5,200円

 

秋から冬にかけては、春と同じく冷暖房の使用頻度が少なく電力使用量が抑えられるため、電気代を抑えやすい季節です。

ただし、夏の暑さが続いてエアコン使用が多い場合や、乾燥した季節でもあるため加湿器などを使用している場合は、思ったよりも電気代が下がらないこともあります。

冬~春(1~3月)

2021年から2023年までの、冬~春(1~3月)の電気代の月平均値は、以下の通りです。

 

冬(1~3月)の電気代平均(1カ月)
2023年 9,340円
2022年 7,749円
2021年 6,641円

 

冬から春にかけては、寒さ対策のためにエアコンや暖房器具の使用頻度が増え、電力使用量が多くなるため、電気代が高くなりやすい時期です。

特に、寒冷地や断熱性能が低い住宅でエアコンを使用する場合は、暖房費がさらに高くなる可能性があります。また、木造住宅や電気で床暖房を使用している場合も、電気代が増える傾向にあります。

これらのデータを参考に、年間を通して平均より電気代が高くなっている方は、その理由を思い返してみてはいかがでしょうか。電気代を抑制するため、無理のない節電のほか、電力プランの見直しも検討してみましょう。

【地域別】一人暮らしの電気代の平均金額

一人暮らしの電気代は、地域によっても大きく異なります。なぜなら、電力会社が設定する料金単価は地域ごとに異なっているからです。電気代を見直す際は、季節ごとの平均値だけでなく、自分が住んでいる地域の電気代の平均値も参考にすると良いでしょう。

ここでは、以下の6つの地域別に、過去2年分の一人暮らしの電気代の平均金額をご紹介します。

  • 北海道・東北地方
  • 関東地方
  • 北陸・東海地方
  • 近畿地方
  • 中国・四国地方
  • 九州・沖縄

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 003 用途分類(総数) 都市階級・地方 | 統計表・グラフ表示

北海道・東北地方

下記の表は、2022年と2023年の北海道・東北地方の一人暮らしの電気代の月平均値を示したものです。

 

北海道・東北地方
2023年 8,103円
2022年 6,900円

 

北海道や東北地方は、特に冬の厳しい寒さの影響で電気代が高くなる傾向があります。

一般的な家庭向けプランである「北海道電力 従量電灯B」や「東北電力 従量電灯B」どちらも、月間使用量が120kWhを超えると、1kWhあたりの単価が高くなるため、冬の電力使用量の多さが平均電気代にも影響しやすくなります。

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関東地方

2022年と2023年の、関東地方の一人暮らしの電気代の月平均値は、以下の通りです。

 

関東地方
2023年 6,635円
2022年 6,731円

 

関東地方の電気代は、全国平均とほぼ同じ水準です。そのため、関東地方に居住し、平均より高い電気代を支払っている場合は、見直しの余地があるかもしれません。

「東京電力 従量電灯B」では、月間使用量が300kWhを超えると1kWhあたり40円超と、高めの料金設定です。特に在宅ワークをしている人は、電気使用量がかさむ可能性があるため、使用量が多くなったときの料金単価を確認して、プランの見直しを検討することをおすすめします。

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北陸・東海地方

下記は、2022年と2023年の北陸・東海地方の一人暮らしの電気代の月平均値です。

 

北陸・東海地方
2023年 7,252円
2022年 7,109円

 

北陸・東海地方の電気代は、全国平均よりもやや高めです。

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近畿地方

2022年と2023年の近畿地方の一人暮らしの電気代の月平均値は、次の通りです。

 

近畿地方
2023年 6,052円
2022年

6,254円

 

近畿地方は全国的に見ても電気代が安い傾向があります。

中国・四国地方

2022年と2023年の中国・四国地方の一人暮らしの電気代の月平均値は、次のような金額です。

 

中国・四国地方
2023年 7,394円
2022年 7,449円

 

中国・四国地方の電気代は、全国平均よりも高い傾向があります。

中国電力・四国電力ともに、従量課金制の第一段階(120kWh以下)から30円台と他エリアよりも高い設定が特徴です。

「中国電力 SプランA」では、1kWhあたりの料金単価が30円台~40円超に推移します。また、四国電力の料金プランも同様で30円台~40円超の設定であり、こちらも比較的高めの料金設定です。

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九州地方

下記の表は、2022年と2023年の九州・沖縄地方の一人暮らしの電気代の月平均値を示しています。

 

九州・沖縄地方
2023年

5,513円

2022年 6,927円

 

九州電力の料金プランでは、1カ月に120kWh以上使用すると、1kWhあたり18円台から23円台になり、全国的に見ても単価が低い設定です。

全体として、北海道・東北・東京・中国・四国地方は他エリアと比較して電力量料金の単価が高く設定されているため、電気代の節約を考える際には、現在ご加入のプランを確認し、見直すことをおすすめします。

一人暮らしの電気代が平均以上だったときの対策

ここまで、一人暮らしの平均の電気代について、さまざまな観点から解説してきました。では、自分の電気代が平均以上である場合、どのような対策を講じれば良いのでしょうか。

電気代が平均を上回る原因には、いくつかのパターンがあります。ここでは、家電の使用方法と料金プランの見直しという2つの視点から、電気代を削減する方法をご紹介します。

消費電力が高くなる家電の使い方をしている

家電の使用方法を工夫するだけでも節電につながります。

特に、エアコンや冷蔵庫、給湯器、洗濯乾燥機などは、電力を多く消費する家電です。これらの家電の特徴を理解し、効率的に使うことで電気代を抑えることができます。

例えば、冷蔵庫は常に稼働しているため、設定温度や収納方法を工夫するだけでも効果があります。

また、夏や冬にはエアコンの稼働時間が長くなりがちですが、適切な温度設定や定期的なフィルター清掃で消費電力を抑えられます。

料金プランが見合っていない

一人暮らしの電気代が高くなる原因の一つに、現在の料金プランが自分の生活スタイルに合っていないことも挙げられます。平均的な電気代は地域や季節によって異なりますが、特に自分のライフスタイルに合った料金プランを検討しましょう。

自由化以降、多くの会社がさまざまな電力プランを提供しています。電力会社によっても電気料金は異なるため、他社との料金比較を行うことで、よりおトクな選択が可能です。

中でも、「idemitsuでんき」は地域の電力会社の一般的な電力プランと比較しておトクに使えることが期待できるので、見直しにおすすめです。
idemitsuでんきの「Sプラン」は、電気使用量が一定の値を超えると地域の電力会社の「従量電灯」より電力量料金単価が安くなります。電気代が平均より高い、自身のライフスタイルから使用量の抑制が難しい方におすすめです。

また、オール電化住宅向けの「オール電化プラン」は、地域の電力会社よりも基本料金が低く設定されています。契約を切り替えるだけで毎月おトクになるので、オール電化住宅にお住まいの方はidemitsuでんきの「オール電化プラン」をぜひ検討してみてください。

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この記事では、一人暮らしの電気代の平均金額や、月別・エリア別の電気代の違い、電気代を見直す方法について詳しく解説してきました。

一人暮らしの平均的な電気代は季節や地域によって大きく異なります。

電気代を抑えるためには、現在の料金プランや電力会社を見直すことが重要です。
特に、地域の電力会社の料金プランを契約中で、一度も見直したことがない場合、今よりも電気代を削減できる可能性があります。

一人暮らしの電気代が高いと感じている方は、「idemitsuでんき」でシミュレーションしてみることをおすすめします。シミュレーション結果で電気代が安くなるようであれば、ぜひidemitsuでんきへの乗り換えを検討してみてください。

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