電気をつけっぱなしにすると電気代はどうなる?照明の種類による違いや節約方法を紹介

照明の電気代を左右するのは、消費電力の違いや電気をつけている時間の長さです。特に、普及が進んでいるLEDは蛍光灯に比べて消費電力が低く、長時間使用しても家計への負担を最小限に抑えられます。

しかし、適切な照明選びや節約方法を知らないと、気づかないうちに多くの電気を消費するリスクがあります。毎日使う照明だからこそ、電気代の仕組みを理解して賢く節約することが大切です。

本記事では、電気をつけっぱなしにしたときの電気代の目安や、電気のつけっぱなしを防いで節電する方法を解説します。

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電気つけっぱなしにしたときの電気代はいくら?

照明をつけっぱなしにした場合、電気代はどれくらいかかるのでしょうか。実は、使用する照明器具の種類によって電気代は大きく異なります。ここでは、LEDと蛍光灯の消費電力から電気代を計算してみました。

なお、電気代の内訳や計算については、以下の記事で詳しく解説しています。

電気代の計算方法とは?具体的なシミュレーションで詳しく解説

LEDの場合

LEDの電気代は、以下の条件をもとに試算できます。

  • 消費電力:LEDシーリングライト34W
  • 電気料金の単価:全国家庭電気製品公正取引協議会が定める単価の目安31円/kWh

期間

電気代

LEDシーリングライト

1時間

約1.1円

1日(12時間使用)

約12.6円

1日(24時間使用)

約25.3円

1ヶ月(12時間×30日)

約379.4円

1ヶ月(24時間×30日)

約758.9円

蛍光灯の場合

蛍光灯の電気代は、以下の条件をもとに試算できます。

  • 消費電力:68W
  • 電気料金の単価:前項と同様31円/kWh

期間

電気代

1時間

約2.1円

1日(12時間使用)

約25.3円

1日(24時間使用)

約50.6円

1ヶ月(12時間×30日)

約758.9円

1ヶ月(24時間×30日)

約1,517.8円

 

同程度の明るさとなる68Wの蛍光灯と34WのLEDシーリングライトを比較すると蛍光灯の方が電気代が高いことが分かります。

1ヶ月(12時間×30日)の電気代で比較すると、蛍光灯の方が約380円も多くかかっていることになります。年間で見れば、約4,500円以上円程度の差が出るでしょう。

電気のつけっぱなしを防いで電気代の無駄を減らす方法

電気のつけっぱなしは、毎日の積み重ねで大きな出費につながります。しかし、忙しい日常の中で照明の消し忘れを完全になくすのは難しいでしょう。

ここでは、自動的につけっぱなしを防ぐ、以下の方法をご紹介します。

  • 人感センサー付きの照明を使用する
  • タイマー機能を活用する
  • スマート家電を導入する

人感センサー付きの照明を使用する

消し忘れ防止に役立つ「人感センサー付き」の照明は、待機電力は発生するものの、電気をつけっぱなしにするより節電効果が高くなります

ただし、頻繁に人が通る場所に人感センサー付き照明を設置してしまうと、ONとOFFを繰り返し、蛍光灯の場合は逆に電気代がかかってしまうため注意が必要です。

電気代を節約する目的で人感センサー付きの照明を使用するなら、以下の場所に取り付けるのがおすすめです。

  • 廊下
  • 階段
  • トイレ
  • 洗面所
  • 浴室
  • 玄関先・玄関

出入りが多いリビングやキッチンは、人感センサー付きの照明ではなく、こまめに消す習慣を取り入れる方が効果的でしょう。

以下の記事では、電気代を節約するための具体的な節電方法をご紹介しています。

家庭でできる節電の方法12選!効果を高めるポイントも解説

タイマー機能を活用する

照明の消し忘れが多い場合は、タイマー機能を活用して「自動消灯」の仕組みを作ると効果的です。最近のシーリングライトには、リモコンで簡単に「一定時間後に消灯」を設定できるタイプが多く存在します。

例えば、就寝前に30〜60分の消灯タイマーを設定しておくことで、寝てしまった後も電気を使い続けてしまう無駄を防げるでしょう。照明自体にタイマー機能がない場合は、コンセントに後付けするタイマーを活用することで同様の対策が可能です。

スマート家電を導入する

電気のつけっぱなしを防ぐためには、IoT技術を活用したスマート家電の導入もおすすめです。専用のスマホアプリを利用することで、家を離れた後でもリアルタイムで点灯状況を確認し、遠隔で消灯できます

事前に「外出から30分後にオフ」や、「特定の時間に消灯」といったスケジュールを設定しておくことも可能です。一度設定すれば手間をかけずに電気のつけっぱなしを防ぎ、電気代の節約につなげられます。

照明の電気代を安くするには?つけっぱなし防止以外の節約方法

電気のつけっぱなしを防ぐ以外にも、照明の電気代を安くする方法は数多くあります。そのなかでも以下の4つは、すぐに実践できる効果的な節約方法です。

  • 省エネの照明に取り替える
  • 照明器具を定期的に掃除する
  • 明るさを調整する機能を活用する
  • 電力会社や契約プランを見直す

ここでは、上記の節約方法を詳しく解説します。

省エネの照明に取り替える

照明は家庭内でも電気代がかかりやすい家電の一つです。使用頻度が高い照明は、可能な限り消費電力の低いLEDに変えた方が電気代を安く抑えやすくなります

冒頭で試算したとおり、LEDと蛍光灯では電気代に約50%の差があります。そのため、まずはリビングやダイニングなど使用頻度の高い部屋からLEDに変えてみると、電気代の削減につながりやすいでしょう。

以下の記事では、照明だけでなく家庭全体の電気代をおトクにする節約術をご紹介しています。

電気代の節約をする方法とは?電気代を抑える方法・節約術について解説

照明器具を定期的に掃除する

照明器具にホコリや汚れが溜まると、光が遮られてしまいます。汚れを放置すると、本来の明るさを維持できず、部屋が暗く感じてしまうでしょう。その結果、設定を上げてしまい、無駄な電気代がかさむ原因になりかねません。

このような事態を防ぐためにも、定期的にカバーや電球を掃除し、本来の明るさを維持することが大切です。

明るさを調整する機能を活用する

照明の明るさや色味を、シーンに合わせて調整するのも有効な節約方法です。常に最大出力で点灯させるのではなく、必要な分だけ電力を使うよう意識してみるとよいでしょう。

例えば、明るさを半分に抑えるだけでも、電気代を節約できます。時間帯や活動内容に応じて調光・調色機能を活用すれば、快適さを損なわず自然に節電が可能です。

最近ではリモコンやスマホで簡単に設定を行える製品もあるため、ライフスタイルに合わせた調整で無駄な電力消費を減らしましょう。

電力会社や契約プランを見直す

電気代を根本から抑えたい場合は、電力会社や契約プランの見直しも選択肢の一つです。電力自由化によって、消費者は電気の契約先を自由に選べるようになりました。

例えば、家族が多いなど、電気の使用量を抑制しにくい場合は使用量の多い家庭にお得なプランを、オール電化住宅向けなら「オール電化向けのプラン」を選ぶと効果的でしょう。また、電気とセットの特典がある等、電気代に加えて生活費のコストを節約することができるプランもあります。同じ電気使用量でも、自分のライフスタイルに合うプランへ変更するだけで月々の支払額を抑えられる可能性があります

idemitsuでんきは、地域の電力会社と比較して単価が低く設定されているため、切り替えることで家計の負担を軽減できます。電気の使用量が多いご家庭におトクになる「Sプラン」や、オール電化住宅向けの「オール電化プラン」があり、暮らしに合わせた節約が可能です。

まずは料金シミュレーションを活用し、現在の電気代とどのくらいの差が出るのかチェックしてみてください。

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電気つけっぱなし時の電気代に関するよくある疑問

電気のつけっぱなしに関して、疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。ここでは、特に多く寄せられる以下の質問に詳しく回答します。

  • 電気を一晩つけっぱなしにしたら電気代はいくらになりますか?
  • 電気はつけっぱなしとこまめな消灯、どちらが節約になりますか?

電気を一晩つけっぱなしにしたら電気代はいくらになりますか?

電気を8時間つけっぱなしにした場合の電気代は、蛍光灯とLEDでそれぞれ次のとおりです。なお、1kWhあたりの電気料金単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める単価の目安の「31円/kWh」としています。

 

電気代の比較

蛍光灯

LEDシーリングライト

消費電力

68W

34W

つけっぱなしの時間

8時間

8時間

電気代

約16.9円

約8.4円

※蛍光灯とLEDシーリングライトの明るさは同程度

蛍光灯とLED電球を比較すると、一晩電気をつけっぱなしにした場合、蛍光灯の方がLEDの約5倍の電気代がかかります。蛍光灯とLEDシーリングライトを比べてみると蛍光灯の方が、約1.7倍電気代がかかる計算です。

一晩中起きていたり、電気をつけっぱなしにして寝てしまったりすることが多い場合は、LEDに交換することで電気代を節約できるでしょう。

電気はつけっぱなしとこまめな消灯、どちらが節約になりますか?

電気をつけっぱなしにするか、こまめに消すべきか、使用している照明の種類によって異なります。

まず蛍光灯の場合、点灯する瞬間に最も多くの電力を消費するという特性があります。そのため、すぐに戻るような場面で頻繁にスイッチのON・OFFを繰り返すと、かえって余分な電力を使ってしまう可能性があります。

特に「グロー球」を使用するタイプの蛍光灯は、こまめな点灯・消灯によって寿命が短くなりやすい点に注意が必要です。蛍光灯を短時間でON・OFFする場合は、電気をつけたままにしておいた方が、結果的に節約につながります

一方、LED照明は点灯時に大きな電力を必要とせず、消費電力自体も小さいことが特徴です。そのため、LED照明の場合は、使わないときはその都度消すことで、無駄な電力消費を確実に抑えられます。いずれの照明であっても、長時間使用しない電気は、電気を消すことを習慣化し、状況に応じて使い分けることが大切です。

まとめ

電気をつけっぱなしにするか、こまめに消すかによる電気代への影響は、照明の種類によって異なります。消費電力の少ない「LED照明」は、長時間使用しても電気代の負担が比較的少なく、使わないときにその都度消すことで確実な節約効果が期待できるでしょう。

一方、「蛍光灯」は点灯時に電力を多く消費するため、短時間の離席であればつけっぱなしが効率的な場合もあります。グロー球を使用する蛍光灯では頻繁なON・OFFが寿命を縮める原因にもなるため注意が必要です。

いずれの場合も、基本的にはLEDへの交換と「使わない時は消す」という習慣が大切です。照明の種類に合わせた適切な対策で、電気代を抑えましょう。

なお、電気代を節約するなら、電力会社そのものの見直しも有効です。idemitsuでんきなら、地域の電力会社より電気料金の単価が低く設定されているため、手間をかけずに電気代の節約を実現できます。3~4人家族など電気の使用量が多い家庭向けの電気代がおトクになるプランや、オール電化住宅向けのプランが用意されており、効率的に電気代を節約することが可能です。

さらに、idemitsuでんきでは、おトクな電気料金プランだけでなく、ガソリン値引やポイント還元などサービスも充実しています。そのため、自家用車を持っている家庭にもidemitsuでんきがおすすめです。

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