エアコンをつけっぱなしにしたときの電気代は?1日・1ヶ月の目安と節約方法を紹介

「エアコンをつけっぱなしにすると電気代が高くつくのでは?」と心配な方も多いでしょう。実は使い方次第で、つけっぱなしでも電気代を抑えられます。

本記事では、部屋の広さごとの電気代の目安や、「つけっぱなし」と「こまめにオンオフ」の使い分け、電気代を抑える具体的な方法を紹介します。

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【この記事で分かること】
・エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代の目安
・エアコンは「つけっぱなし」と「こまめにオンオフ」のどちらが安い?
・エアコンをつけっぱなしでも電気代を抑える方法

エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代の目安

エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代は、冷房と暖房で目安が異なります。ここでは経済産業省の資料をもとに、それぞれ部屋の広さごとの電気代の目安を1時間・1日・1ヶ月単位でまとめました。

冷房をつけっぱなしにした場合の電気代の目安

冷房(クーラー)をつけっぱなしにしたときの電気代は、機器の性能から目安を算定することができます

ここでは経済産業省「省エネ性能カタログ 2025年版」をもとに、部屋の広さごとの電気代をまとめました。電気代は「消費電力(kW)× 使用時間 × 電力料金単価31円/kWh」で求めています。

ただし、エアコンの消費電力は設定温度に達すると低下するほか、外気温との差によっても変化するため、カタログ値での計算結果と実際の電気料金には乖離があることに注意が必要です。

部屋の広さ

消費電力

電気代

1時間
つけっぱなし

1日
つけっぱなし
※24時間

1ヶ月
つけっぱなし
※24時間×30日

6畳

508W

16円

378円

11,339円

8畳

583W

18円

434円

13,013円

10畳

651W

20円

484円

14,530円

12畳

1062W

33円

790円

23,704円

14畳

1130W

35円

841円

25,222円

18畳

1883W

58円

1,401円

42,029円

20畳

2035W

63円

1,514円

45,421円

23畳

2472W

77円

1,839円

55,175円

26畳以上

2921W

91円

2,173円

65,197円

※経済産業省「省エネ性能カタログ 2025年版」の冷房能力別の消費電力の平均値を用いて算出
公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会の電気料金単価の目安31円/kWhを用いて算出

部屋が広くなるほど、エアコンに必要な消費電力も大きくなるため電気代が上がります。

表の金額は目安であり、実際の電気代は、契約している電力会社や料金プランの単価、外気温と設定温度の差、エアコンの機種や使用年数によって変わります。

電気代を抑えたいなら、設定温度の見直しも効果的です。詳しくはこちらの記事をご参照ください。

節電になる冷房の温度は?つけっぱなしが良いケースや節電方法10選を紹介

暖房をつけっぱなしにした場合の電気代の目安

暖房をつけっぱなしにした場合の電気代は次の表の通りです。

暖房も冷房と同様に、消費電力は設定温度への到達状況や外気温との差によって必要な消費電力が変化するため、計算結果と実際の電気料金は一致しないことに注意が必要です

部屋の広さ

消費電力

電気代

1時間
つけっぱなし

1日
つけっぱなし
※24時間

1ヶ月
つけっぱなし
※24時間×30日

6畳

480W

15円

357円

10,714円

8畳

574W

18円

427円

12,812円

10畳

796W

25円

592円

17,767円

12畳

1034W

32円

769円

23,079円

14畳

1272W

39円

946円

28,391円

18畳

1766W

55円

1,314円

39,417円

20畳

1855W

58円

1,380円

41,404円

23畳

2338W

72円

1,739円

52,184円

26畳以上

2753W

85円

2,048円

61,447円

※経済産業省「省エネ性能カタログ 2025年版」の冷房能力別の消費電力の平均値を用いて算出
公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会の電気料金単価の目安31円/kWhを用いて算出

暖房は外気温と設定温度の差が大きいほど電力を使いやすいため、断熱対策や設定温度の見直しもあわせて行うことが大切です。

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エアコンは「つけっぱなし」と「こまめにオンオフ」どちらの方が電気代は安い?

エアコンの電気代が「つけっぱなし」と「こまめにオンオフ」のどちらが安いのかは、「季節(夏・冬)」や「稼働時間」によって異なります。 前提として、以下の点を押さえておくことが重要です。

  • エアコンは運転開始時にもっとも電力を消費する
  • 設定温度と室温の差が大きいほど、消費電力も増える

引用:「つけっぱなし」と「こまめに入り切り」のそれぞれの消費電力量と電気代の結果|ダイキン

夏の冷房は猛暑日の日中ならつけっぱなしが安い場合がある

夏のクーラーは、猛暑の中で一気に室温を下げる際に大きな電力を消費するため、頻繁にオンオフを繰り返すと逆に電気代がかかることもあります。

ダイキン工業の調査によると、外気温が高い日中(9:00~18:00)は、クーラーをつけっぱなしにする方が、消費電力が少なくなるというデータもあります。

引用:mission5-1 夏のエアコンつけっぱなし検証 | 空気のお悩み調査隊がゆく | ダイキン工業

目安として、30分以内の外出ならつけっぱなし、それ以上空けるなら一度切る方が節約になるでしょう。

ただし、エアコンが故障していたり、フィルターが汚れていたりすると、つけっぱなしの運転で余計な負荷がかかることがあります。そのため、定期的にエアコンを休ませることや、おそうじ機能を活用してエアコンの負担を軽減することも重要です。

冬の暖房は短時間の外出ならつけっぱなしが効率的な場合がある

冬のエアコンは、実は夏よりも消費電力が高くなりやすい点に注意が必要です。特に、外気温が3℃未満になると、設定温度まで暖めるのに多くの電力を消費するため、つけっぱなしの方が効率的とされています。

パナソニックの調査でも、外気温が3度未満の日は、オンオフを繰り返すより、温度を一定に保つ方が電気代を抑えられると報告されています。

引用:冬の暖房、エアコンは「つけっぱなし」と「こまめにオンオフ」のどちらがお得? | UP LIFE | 毎日を、あなたらしく、あたらしく。 | Panasonic

一方で、日本の冬の平均気温は3℃以上の日も多く、日中はこまめにエアコンを消す方が節電になります。これは、半日以上エアコンを連続運転すると、つけっぱなしによる電気代の負担が大きくなるためです。

エアコン以外の暖房器具や断熱対策を活用しながら、効率的に暖房を使う方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

エアコンの温度の節電効果は?エコ・節約のためにできること

エアコンをつけっぱなしでも電気代を抑える方法

エアコンをつけっぱなしにする場合でも、少しの工夫で電気代を抑えられます。具体的には、以下の7つの方法が効果的です。

  • 設定温度を見直す
  • 自動運転モードを使う
  • サーキュレーターを併用する
  • フィルターを掃除する
  • 室外機まわりの環境を整える
  • 省エネ機種へ買い替える
  • 電力会社・電力プランを見直す

それぞれ無理なく続けられる方法なので、順に見ていきましょう。

設定温度を見直す

エアコンは設定温度を適切に保つことが節電につながります。

環境省では、快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すため、室温を夏季28℃、冬季は20℃にすることを推奨しています。あくまで室温の目安であり、エアコンの設定温度ではない点に注意が必要です。

エアコンの設定温度を1℃緩和した場合、消費電力量は冷房時で約13%、暖房時で約10%削減されると見込まれています。

また、環境省の調査では、冷房時の設定温度を28℃としている世帯が最も多く全体の約3割を占め、27℃以上では約6割を占めています。

一方、暖房時については、エアコンを最もよく使う世帯のうち半数以上が設定温度を23℃以下としており、約21%の世帯では20℃以下としています。

まずは現在の設定温度を確認し、見直してみましょう。

参照:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査 」

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自動運転モードを使う

節電を意識するために弱運転を選ぶ方もいますが、これは逆効果になることがあります。エアコンが最もパワーを使うのは、スイッチを入れてから設定温度に到達するまでの数分間です。

自動運転にすると、設定温度になるまでは強運転で一気に冷やしたり暖めたりすることで効率よく室温を整え、到達後は省エネモードや弱運転に切り替わるため、人が手動で操作するよりも電気代の削減につながりやすいです。

センサーが室温を感知して風量やモードを自動で調整してくれるので、つけっぱなしでも無駄な電力消費を抑えられます。

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サーキュレーターを併用する

冷たい空気は部屋の下にたまりやすく、室内に温度ムラが生じます。サーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環させると、部屋全体が均一に冷え、設定温度を高めにしても涼しく感じられます

冷房時は天井付近にたまった暖かい空気をかき混ぜるように風を送り、暖房時は足元にたまった冷たい空気を循環させるのがポイントです。サーキュレーター自体の消費電力はエアコンよりはるかに小さいため、設定温度を1〜2℃上げられれば、トータルで電気代を抑えられます。

フィルターを掃除する

フィルターにホコリがたまると風の通り道がふさがれ、余計な電力を使って冷やしたり暖めたりしようとします。その結果、冷暖房効率が落ちて電気代が上がってしまいます。

フィルターの掃除はおおむね2週間に1回が目安です。掃除機でホコリを吸い取り、汚れがひどい場合は水洗いして完全に乾かしてから戻しましょう。

自動お掃除機能付きの機種でも、ダストボックスの定期的な手入れは必要です。手間は少ないわりに効果が大きく、つけっぱなし運転では特に欠かせないメンテナンスです。

室外機まわりの環境を整える

室外機は室内の熱を屋外に逃がす役割を担っており、その周囲の環境が冷暖房効率を左右します。吹き出し口の前に物が置かれていたり、雑草やゴミでふさがれていたりすると、熱の交換がうまくいかず余計な電力を消費します。

室外機の周辺は物を置かず、風通しをよくしておきましょう。夏場は直射日光が当たると本体が高温になり効率が下がるため、日よけを設けたり、すだれで日陰をつくったりするのも効果的です。冬場は雪が吹き出し口をふさがないよう注意しましょう。

省エネ機種へ買い替える

長く使っているエアコンは、最新機種への買い替えで電気代を大きく減らせる可能性があります

資源エネルギー庁によると、最近の省エネタイプのエアコンは、10年前と比べて約14%の省エネ効果があるとされています。機種を選ぶ際は、APF(通年エネルギー消費効率)という、1年間に必要な冷房・暖房能力を期間消費電力量で割った数値が参考になり、この数字が大きいほど省エネです。

買い替えに費用はかかりますが、長期的に見ると、つけっぱなしで長時間使うご家庭にとって買い替えによる削減効果は大きくなります。

電力会社・電力プランを見直す

エアコンの使い方を工夫しても電気代が気になる場合は、契約している電力会社やプランそのものを見直すのも有効です。

たとえば契約アンペア数が実際の使用状況に対して大きすぎると、基本料金を無駄に払っている場合があります。また、日中につけっぱなしにすることが多い家庭が、日中の電気代が高いプランを選んでいると電気代が高くなってしまいます。

自分の生活リズムに合ったアンペアやプランへ切り替えることで、無理なく固定費を下げられます。

電力会社の切り替えを検討するなら、idemitsuでんきがおすすめです。

地域の電力会社の従量電灯からの切り替えなら、電気使用量に応じて電気代がおトクになります。さらにお車にお乗りの方は、ガソリン・軽油が2円/L引きになる「クルマ特割」も利用でき、電気代と燃料代の両方を節約できるのが魅力です。

料金シミュレーションでどれだけおトクになるかをすぐに確認できるので、まずはご自宅の使用状況で試算してみてください。

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まとめ

電気代の目安は冷房・暖房ともに部屋が広くなるほど上がり、6畳なら24時間つけっぱなしでも1日約350〜380円ですが、26畳以上では1日2,000円を超えます(※)。

「つけっぱなし」と「こまめにオンオフ」のどちらが安いかは、季節や気温、稼働時間によって異なります。夏は気温36℃以上の猛暑日や30分以内の外出ならつけっぱなし、冬は外気温3℃未満ならつけっぱなしが効率的です。

そのうえで、設定温度の見直しや自動運転モードの活用、サーキュレーターの併用、フィルター掃除、室外機まわりの環境整備、省エネ機種への買い替え、電力会社・プランの見直しといった工夫を重ねることで、つけっぱなしでも無駄な電力消費を抑えられます。

さらに、契約している電力会社やプランの見直しも有効です。「idemitsuでんき」のSプランなら、お住まいの地域の電力会社の従量電灯から切り替えることで、使用量に応じて電気代がおトクになります

たとえば東京電力の従量電灯Bから切り替えた場合、月450kWh使う4人家族はSプランに切り替えるだけで年間約9,360円の削減が見込めます。

料金シミュレーションで今よりどれだけおトクになるか、ぜひ確認してみてください。

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※消費電力は設定温度への到達具合や外気温との差で変化するため、カタログ値による計算結果と実際の電気料金には差が生じることに注意が必要です。

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