6人家族の電気代の平均は?季節・月・地域別の料金を紹介
6人家族は家電の台数が多くなりやすく、使用時間も長くなる傾向があります。その結果、毎月の電気代が家計の大きな負担となっているご家庭も少なくありません。
しかし、「電気代が高い」と感じていても、6人世帯の平均的な電気代を知らず、適正な水準を見つけるのは難しいでしょう。
そこでこの記事では、6人家族の電気代の平均について、季節別・月別・地域別に紹介します。また、電気代が高くなる主な原因と具体的な節約方法を解説します。ご家庭の電気代と比較しながら、節約のヒントをぜひ見つけてみてください。
| 【この記事で分かること】 ・6人家族の電気代の平均 ・6人家族の電気代が高くなる原因 ・6人家族の電気代を抑える方法 |
6人家族の電気代の平均はいくら?
6人家族の電気代は、季節や住んでいる地域によって異なります。まずは、季節別・月別・地域別のデータをもとに、6人家族の電気代の平均を見ていきましょう。
なお、電気代は総務省の家計調査に基づいていますが、2025年は1〜3月および7〜9月に政府の電気・ガス料金補助金が適用されており、該当月の電気代には補助による値引きが反映されています。
季節別の電気代
6人家族の季節別の平均電気代は、以下のとおりです。
| 季節 | 電気代 |
|---|---|
| 春(4〜6月) | 16,556円 |
| 夏(7〜9月) | 16,915円 |
| 秋(10〜12月) | 14,775円 |
| 冬(1〜3月) | 21,041円 |
※参照:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯(6人以上)」の月次の電気代を平均して算出
6人家族の電気代は、冬(1〜3月)が最も高く21,041円となっており、次いで夏(7〜9月)の16,915円が続きます。
冬が最も高くなるのは、暖房による消費電力がそれだけ大きいためだと考えられます。
一般的にエアコンの暖房は冷房よりも消費電力が大きいため、冬場の電気代が高くなる傾向があります。
暖房と冷房では電気代はどっちが高い?電気代を抑える方法も解説
月別の電気代
季節ごとの傾向をさらに細かく把握するために、6人家族の月別の平均額も確認しておきましょう。
|
月 |
電気代 |
|---|---|
|
2025年1月 |
21,873円 |
|
2025年2月 |
21,286円 |
|
2025年3月 |
19,963円 |
|
2025年4月 |
18,521円 |
|
2025年5月 |
16,810円 |
|
2025年6月 |
14,338円 |
|
2025年7月 |
13,711円 |
|
2025年8月 |
16,685円 |
|
2025年9月 |
20,348円 |
|
2025年10月 |
14,557円 |
|
2025年11月 |
14,856円 |
|
2025年12月 |
14,913円 |
※参照:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯(6人以上)」
1〜3月の冬の時期は電気代が2万円前後と、他の月と比較しても高い傾向にあります。
電気料金は、最も安い月と最も高い月で約8,100円もの差が生じています。
ただし、電気料金の算定には使用量だけでなく、政府による電気・ガス料金支援策による値引きや燃料価格の影響が含まれることに注意が必要です。
地域別の電気代
6人家族の電気代は気候や電力事情の違いによっても差が出るため、地域別の平均額もチェックしておきましょう。
| 地域 |
電気代 (見込) |
|---|---|
| 全国 | 17,322円 |
| 北海道地方 | 17,801円 |
| 東北地方 | 21,465円 |
| 関東地方 | 16,664円 |
| 北陸地方 | 22,869円 |
| 東海地方 | 17,238円 |
| 近畿地方 | 16,098円 |
| 中国地方 | 19,378円 |
| 四国地方 | 18,598円 |
| 九州地方 | 15,414円 |
| 沖縄地方 | 16,425円 |
※総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」の地域別比率を6人以上世帯の全国平均に乗じて算出
地域別に見ると、北陸地方や東北地方といった積雪の多い寒冷地域で、電気代が高くなる傾向にあります。電気代(見込)が最も高いのは、北陸地方の22,869円となっており、全国平均の17,322円より約5,500円上回っている状況です。
一方、九州地方や沖縄地方など比較的温暖な地域では、電気代が15,000〜16,000円台にとどまり、寒冷地との差が顕著に表れています。
これは、地域によって設定している電気料金単価が異なることや電気の使用パターンが異なることが影響しています。
そのため、お住まいの地域によって電気代には大きな違いが現れます。
6人家族の電気代が高くなる原因
ここまで6人家族の電気代の平均を紹介しましたが、家庭によってはこれを大きく上回るケースも少なくありません。電気代が高くなる主な原因として、以下の4つが挙げられます。
- 家電の台数や稼働時間の増加により消費電力が増える
- 家族の生活リズムが異なり常に電気を使っている状態になる
- 古い家電・省エネ性能の低い機器を使用している
- 契約アンペア・料金プランが世帯に合っていない
ここでは、上記の原因について詳しく解説します。
家電の台数や稼働時間の増加により消費電力が増える
6人家族では、生活に必要な家電の使用量が多いため、1日あたりの消費電力が大きくなりやすいです。
例えば、6人分の食事を準備する家庭では冷蔵庫の開閉回数が増え、洗濯物の量も多いため洗濯機や乾燥機の稼働回数が増えます。
また、入浴人数が多いことで給湯の使用量も増え、電気給湯器やエコキュートの稼働時間が長くなります。さらに、テレビやスマホの充電器といった個々の家電も人数分だけ増え、複数の機器が同時に稼働する場面が日常的に発生するのも多人数世帯の特徴です。
家庭の電力消費の中でも、エアコン・冷蔵庫・照明の3つが占める割合は特に大きく、6人家族ではこれらのサイズが大きくなったり設置台数が増えたりすることから、電気代への影響もより顕著に表れるでしょう。
家族の生活リズムが異なり常に電気を使っている状態になる
6人家族では祖父母・親・子どもなどの世代が一緒に暮らすケースも多く、起床時間や就寝時間が異なることがあります。そのため、早朝から深夜まで電気を使う時間帯が長くなり、結果として電力消費が増える原因になります。
また、子どもの帰宅時間や親の勤務形態が異なる場合、エアコンや照明が長時間稼働したままになることがあります。頻繁に電源のオン・オフが繰り返されると、電力効率が下がり余計な電力を消費してしまうケースも珍しくありません。
そのほか、家族それぞれの入浴の時間帯が分散すると、追い焚きの回数が増え、電気給湯器やエコキュートの消費電力が大きくなりやすいでしょう。
子どもの長期休暇や在宅勤務などで日中に家にいる人数が増えると、昼間の電力消費量が増えがちとなる点も、6人家族の電気代が高くなる要因の一つです。
古い家電・省エネ性能の低い機器を使用している
電気代が高くなる原因として、古い家電を使い続けていることも挙げられます。家電製品は年々省エネ性能が向上しているため、古いモデルを使用し続けていると、最新の機種に比べて多くの電力を消費している可能性があります。
特に10年以上使用している家電の場合、経年劣化によって部品の性能も低下し、購入時よりも多くの電力を消費しているケースも少なくありません。
資源エネルギー庁によると、10年前の冷蔵庫と比較した場合、最新モデルでは約21〜30%の省エネ効果が期待でき、エアコンでも約14%の省エネになるとされています。
また、照明を白熱電球から電球型LEDランプに交換すると、約86%の省エネ効果が期待できます。家族人数が多い家庭ほど電気代の削減効果が大きくなるでしょう。
契約アンペア・料金プランが世帯に合っていない
6人家族の電気代が高くなる理由として、契約している電力プランが家庭の使用状況に合っていない可能性も考えられます。
6人家族では同時に多くの家電を使用することが多いため、契約アンペア数を高く設定しているご家庭も多いでしょう。必要以上のアンペア数で契約していると基本料金が余計にかかってしまう可能性がある一方で、アンペア数が低すぎるとブレーカーが頻繁に落ちてしまい、日常生活に支障が出ることもあります。そのため、家族の生活時間・スタイルの変化に合わせて、アンペアを見直すことが重要です。
また、料金プランの内容も電気代を左右する大きなポイントです。例えば、日中に在宅している家族が多いにもかかわらず、夜間が割安のプランを契約している場合、昼間の電気代が割高になっている可能性があります。
料金プランは一度契約すると固定化されやすいですが、家族構成やライフスタイルの変化に合わせた定期的な見直しが欠かせません。
契約アンペア数を変えると電気代はどうなる?契約を見直すメリットや注意点とは
6人家族の電気代を抑える方法
6人家族の電気代を抑える方法として、以下のようなアプローチがあります。
- 家電の使い方を見直す
- 省エネ家電への買い替え検討
- 電力会社・料金プランの見直し
ここでは、すぐに実践できる具体的な節約方法について詳しく見ていきましょう。
家電の使い方を見直す
6人家族は、使用する家電の台数・稼働時間ともに多いため、一つひとつの使い方を見直すだけでも電気代の削減効果が期待できます。
以下に、家庭で消費電力の大きい代表的な家電の節電ポイントをまとめました。
|
家電 |
節電ポイント |
|---|---|
|
エアコン |
・設定温度を1℃緩和する ・サーキュレーターを併用して空気を循環させる ・フィルターは最低でも月1回掃除する |
|
冷蔵庫 |
・壁から適切な距離を確保する ・食材を詰め込みすぎない ・冷凍庫は逆に隙間なく詰めておく ・扉の開閉回数と開けている時間を減らす |
|
照明 |
・LED電球に交換する ・使っていない部屋の照明は消す ・調光機能を活用し必要以上の明るさにしない |
家庭で簡単に取り組める節電方法については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
省エネ家電への買い替え検討

画像出典:資源エネルギー庁「小売事業者表示制度(統一省エネラベル等)とは」
冷蔵庫やエアコンなど稼働時間の長い家電は、新しいモデルほど省エネ性能が向上しています。10年前の製品と比べて消費電力を大幅に削減できる機種も多いため、最新モデルへの買い替えは月々の電気代を抑える近道といえるでしょう。
家電の購入を検討する際は、「統一省エネラベル」をチェックすると良いでしょう。ラベルに記載された「省エネ基準達成率」や「年間の目安電気料金」を比較することで、将来的なランニングコストも含めて購入を判断できます。
すべてを一度に買い替えるのが負担になる場合は、まずは使用年数が10年を超えているものや、特に稼働時間が長いものから優先的に検討していくのがおすすめです。
契約アンペア・電力会社・料金プランの見直し
電力の自由化以降、使用量が多い世帯ほど割安になるプランや、時間帯別に単価が設定されたプランなど、選択肢が増えています。地域の電力会社の従量電灯プランから、新電力会社が提供する独自のプランに切り替えることで、基本的な生活スタイルを変えずに電気代を下げられるケースも少なくありません。
電力会社や料金プランを見直す際は、主に以下のポイントを確認しましょう。
- 現在の契約アンペア数が適正か
- 使用量が多い世帯におトクなプランとなっているか
- 日中と夜間の使用バランスに合ったプランか
idemitsuでんきでは、使用量に応じて地域の電力会社より電気料金がおトクになるプランを用意しています。また、市場価格調整単価を導入していないため、電力市場の急な価格変動に左右されにくいのも特徴の一つです。
まずは料金シミュレーションを活用し、現在の電気代とぜひ見比べてみてください。
6人家族の電気代に関するよくある質問
6人家族の電気代について調べていると、光熱費全体の目安や電気使用量(kWh)についての疑問が出てくる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、6人家族の電気代に関してよく寄せられる質問に回答していきます。
- 6人家族の光熱費はどのくらいですか?
- 6人家族の電気使用量(kWh)はどのくらいですか?
6人家族の光熱費はどのくらいですか?
6人家族の光熱費(電気代・ガス代・他の光熱費の合計)を季節別にまとめると、以下のとおりです。
| 季節 | 電気代 | ガス代 | 他の光熱 | 光熱費 |
|---|---|---|---|---|
| 春(4〜6月) | 約16,556円 | 約7,241円 | 約1,378円 | 約25,176円 |
| 夏(7〜9月) | 約16,915円 | 約4,163円 | 約781円 | 約21,858円 |
| 秋(10〜12月) | 約14,775円 | 約3,833円 | 約2,513円 | 約21,122円 |
| 冬(1〜3月) | 約21,041円 | 約6,207円 | 約2,981円 | 約30,229円 |
※参照:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯(6人以上)」の月次の電気代・ガス代・他の光熱を平均して算出
6人家族の光熱費は、冬(1〜3月)が約30,229円、秋(10〜12月)は最も安く約21,112円で、比較すると約9,100円の差があります。
光熱費全体に占める電気代の割合は、各季節とも6〜7割程度と最も大きくなっています。そのため、光熱費を効率よく節約するには、電気の使い方や契約プランを根本から見直すことが重要といえるでしょう。
6人家族の電気使用量(kWh)はどのくらいですか?
6人家族の電気使用量の目安を、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気料金の目安単価31円/kWhをもとに逆算してみましょう。季節別の目安は以下のとおりです。
|
季節 |
電気代 |
電気使用量の目安 |
|---|---|---|
|
春(4〜6月) |
約16,556円 |
534kWh |
|
夏(7〜9月) |
約16,915円 |
546kWh |
|
秋(10〜12月) |
約14,775円 |
477kWh |
|
冬(1〜3月) |
約21,041円 |
679kWh |
6人家族の電気使用量は季節によって異なり、1ヶ月あたり約481〜624kWh程度が目安です。冬は夏と比べて約143kWhも使用量が多く、暖房器具の長時間利用や給湯温度の設定上昇による消費電力が大きいことなどが影響しています。
なお、実際の電気代はお住まいの地域や使用状況によっても変動するため、上記はあくまで目安として参考にしてみてください。
まとめ
6人家族の電気代は全国平均で月約17,000円台となっており、冬場には20,000円を超えることも珍しくありません。電気代が高くなる主な原因としては、家電の台数・稼働時間の多さ、家族間の生活リズムのずれ、古い家電の使用、そして世帯に合っていない料金プランの利用が挙げられます。
節約のためにも、まずは一般的な6人家族の電気代平均額と自宅の電気代を比較することから始めてみましょう。その上で、家電の使い方の見直しや省エネ家電への買い替え、料金プランの変更など、できることから取り組んでいくことが大切です。
電気代を根本から見直すなら、電力会社や料金プランの変更が効果的です。
idemitsuでんきの「Sプラン」は、使用量に応じて、地域の電力会社よりも電気料金がおトクになる料金設定となっています。6人家族のように毎月の使用量が大きい世帯の場合、電気代削減のメリットを得られます。
さらに、市場価格調整単価を導入していないことから、電力市場の急な価格変動に影響されにくく、家計の見通しが立てやすい点も魅力です。
現在の電気代がどのくらい変わるのか、まずは料金シミュレーションで確認してみましょう。

