ドラム式洗濯機の電気代は?他の乾燥機との比較や節電方法を紹介
ドラム式洗濯機の購入や買い替えを検討する際、本体価格と同様に気になるのが「毎月の電気代」ではないでしょうか。便利な乾燥機能は毎日使いたいものの、「家計への負担はできるだけ抑えたい」と考える方も多いでしょう。
本記事では、ドラム式洗濯機の種類別の電気代の目安や、他の乾燥機との電気代比較、ランニングコストを抑えるための使い方や機種の選び方について、詳しく解説します。
電気代が高い家電ランキング12選!1番電気代がかかる家電はどれ?
| 【この記事で分かること】 ・ドラム式洗濯機とその他の乾燥機の電気代を比較 ・ドラム式洗濯機の電気代を節約する方法 ・電気代を節約できるドラム式洗濯機の選び方 |
ドラム式洗濯機の電気代はどれくらい?
ドラム式洗濯機の乾燥方式には、主に以下の2種類があり、それぞれ電気代が異なります。
- ヒーター式
- ヒートポンプ式
ヒーター式は、高温で乾燥させるため短時間の稼働で済みますが、電気代が高くなりやすい傾向にあります。一方、ヒートポンプ式は低温風で乾燥させるのが特徴で、高い省エネ効果が期待できるでしょう。
以下の表では、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代の差をまとめました。
|
洗濯機の種類 |
消費電力量 |
標準使用水量 |
1回あたりのコスト |
1回あたりのトータルコスト |
1ヶ月のトータルコスト |
|
|---|---|---|---|---|---|---|
|
電気代 |
水道代 |
|||||
|
ヒーター式ドラム式洗濯機 |
1,880Wh |
96L |
58円 |
25円 |
83円 |
2,490円 |
|
ヒートポンプ式ドラム式洗濯機 |
870Wh |
54L |
27円 |
14円 |
41円 |
1,230円 |
|
縦型ヒーター洗濯乾燥機 |
2,200Wh |
88L |
68円 |
23円 |
91円 |
2,730円 |
※参照:SHARP「ES-K11C」「ES-G11C」「ES-PW11J」。いずれも洗濯・脱水容量11kg、乾燥容量6kg。
※1ヶ月30日として計算
※参照:全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気料金単価31円/kWh
※参照:一般社団法人 日本電機工業会調べ(262円/m3(水道料金137円/m3・下水道使用料125円/m3))
ドラム式洗濯機の1回あたりの電気代は、ヒーター式で約58円、ヒートポンプ式で約27円と、ヒートポンプ式の方が半分以下に抑えられます。なお、縦型ヒーター洗濯乾燥機は約68円と、ドラム式のいずれの方式よりも高めです。
水道代を含めた1ヶ月のトータルコストで比較しても、ヒートポンプ式は1,230円とヒーター式の2,497円の約半分で済むため、ランニングコストを重視するならヒートポンプ式がお得といえるでしょう。
ドラム式洗濯機と他の乾燥機の電気代を比較
洗濯物を乾かす方法は、ドラム式洗濯機の乾燥機能だけではありません。衣類乾燥機や浴室乾燥機、衣類乾燥除湿機、布団乾燥機など、さまざまな選択肢があります。
それぞれの乾燥方法による電気代の違いは、以下のとおりです。なお、電気代は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める「31円/kWh」を用いて計算しています。
|
乾燥方法 |
1回あたりの電気代 |
1ヶ月(30日)の電気代 |
|
|---|---|---|---|
|
ドラム式洗濯機 |
ヒーター式 |
56円 |
1,674円 |
|
ヒートポンプ式 |
24円 |
735円 |
|
|
電気式衣類乾燥機 |
39円 |
1,167円 |
|
|
浴室乾燥機 |
37円 |
1,116円 |
|
|
衣類乾燥除湿機 |
15円 |
438円 |
|
|
布団乾燥機 |
56円 |
1,683円 |
|
※参照:ドラム式洗濯機「ES-G11C」「ES-K11C」、電気式衣類乾燥機「NH-D605」、衣類乾燥除湿機「IJC-P70-H」、布団乾燥機「RF-FB20」
表を見ると、ヒートポンプ式のドラム式洗濯機が1回あたり24円と、他の乾燥方法よりも電気代が安いことがわかります。
一方で、ヒーター式のドラム式洗濯機は1回56円と最も高くなっており、衣類乾燥機や浴室乾燥機(37〜39円)を単独で使うよりも割高です。
ただし、そもそもドラム式以外の乾燥方法の場合、洗濯後に洗濯物を取り出して干す手間が発生します。ドラム式洗濯機なら洗濯から乾燥までを一気に完了できるため、家事効率の面ではドラム式洗濯機が優れているといえるでしょう。
ドラム式洗濯機の電気代を抑える方法
ドラム式洗濯機は便利な家電ですが、毎日乾燥機能を使うと電気代がかさみやすいのも事実です。しかし、日々のちょっとした工夫で電気代を大幅に抑えることが可能です。
ここでは、ドラム式洗濯機の電気代を効果的に節約するための具体的な方法をご紹介します。
まとめて洗って稼働回数を減らす
ドラム式洗濯機を使用する際は、少量の衣類をこまめに洗うよりも、ある程度まとめて洗うことで電気代を節約できます。
洗濯機は、洗濯や乾燥の工程で水や温風を温めたり、モーターを起動させたりするタイミングで多くの電力を消費する仕組みです。そのため、毎日少量を洗濯・乾燥するよりも、数日分をまとめて稼働回数自体を減らす方が、トータルの消費電力を抑えやすくなります。
また、洗濯回数が減ることで使用する水の量も少なくなり、水道代の節約にもつながります。
ただし、ドラム式洗濯機の乾燥機能は、ドラム内で衣類を上から下へ落としながら温風を当てて乾かす仕組みとなっているため、洗濯物を詰め込みすぎないよう注意が必要です。衣類を詰め込むと温風がうまく循環せず、乾燥時間が大幅に長引いてしまう可能性があります。
結果として余計な電気代がかかってしまうこともあるため、まとめ洗いは意識しつつも、洗濯物の量はドラム容量の8割程度に抑えると良いでしょう。
洗剤は入れすぎず適量を守る
洗濯に使う洗剤や柔軟剤は、適量を守って使用することが大切です。汚れをしっかり落としたいからと多めに洗剤を入れても、洗浄力が強くなるわけではありません。
むしろ、洗剤が多すぎるとすすぎに余分な時間がかかってしまい、結果的に水と電力の使用量が増えて電気代・水道代が高くなる原因にもなります。
適量を正しく守ることは、無駄なコストを省くだけでなく、洗剤の洗浄効果を発揮しやすくし、衣類へのダメージを防ぐことにもつながります。
可能なときは自然乾燥を取り入れる
ドラム式洗濯機の電気代を抑えるためには、可能な範囲で自然乾燥を取り入れることも有効です。晴れている日や気温が高い日は、積極的に外干しするなど自然乾燥を取り入れると、乾燥にかかる電気代を大幅に節約できます。
ドラム式洗濯機の電気代が高くなりやすい主な原因は、乾燥機能の使用頻度が高いことです。天候や季節に応じて乾燥機の使用回数を減らすだけでも、毎月の電気代削減につながるでしょう。
すべてを自然乾燥にする必要はなく、可能なときだけ取り入れるようにすると、無理なく続けやすくなります。
定期的にフィルターを掃除する
乾燥効率を維持するためには、フィルターの定期的な掃除も欠かせません。フィルターが設置されているドラム式洗濯機は、フィルターが目詰まりしていると乾燥機能の効果が落ちてしまい、1回で洗濯物が十分に乾かない場合があります。
乾燥時間が長くなったり、洗濯物の乾きにムラが生じたりする原因にもなりかねません。
糸くずやホコリなどを取り除き、フィルターを清潔な状態に保つことで、乾燥性能を維持しやすくなります。これにより、無駄な消費電力の発生も防げるでしょう。
スピードコースや省エネコースを活用する
洗濯物の汚れがそれほどひどくないときは、ドラム式洗濯機の「スピードコース」や「省エネコース」を積極的に活用することで、電気代の節約につながります。
ドラム式洗濯機にはさまざまなコースが搭載されていますが、設定コースによっては洗濯物の量に対して稼働時間が長くなり、消費電力が増える場合があります。
スピードコースや省エネコースでは、少ない消費電力で洗濯・乾燥が可能となるため、電気代の節約に効果的です。洗濯物の汚れ具合に応じて、コースを使い分ける習慣をつけると良いでしょう。
電気代が安い時間帯を選ぶ
電気の契約料金プランによっては、深夜・早朝・休日などの時間帯に、電気代が安く設定されている場合があります。電気代が安い時間帯にドラム式洗濯機を使用することで、節約できるでしょう。
特に乾燥機能を使用する場合は、可能な限り電気代が安い時間帯を選ぶことがおすすめです。
そのためにも、現在契約している電気料金プランの内容を把握しておく必要があります。電気料金プランによっては、洗濯だけでなく家庭全体の電気代を抑えられる可能性もあるでしょう。
以下の記事では、家庭で取り入れやすい節電方法をご紹介しています。節電とお得な電気料金プランを組み合わせることで、より効果的に電気代を抑えられるため、ぜひあわせてご覧ください。
料金プランや電力会社を見直す
電気代を根本から見直したい場合は、料金プランや電力会社を比較することも重要です。
電力自由化以降、新規参入した企業は数多くあり、それぞれが独自の電気料金単価や料金プラン、サービスを提供しています。そのため、契約中の電力会社が提供する料金プランや電気料金単価が最適かどうかを知るためにも、他の電力会社と比較することが大切です。
idemitsuでんきでは、一般的なご家庭向けからオール電化向けまで、ライフスタイルに合わせたおトクな料金プランを提供しています。一般的なご家庭向けのSプランは電気の使用量が多いほど地域の電力会社と比べて電気料金単価が安くなりおトクで、オール電化向けプランでは地域の電力会社と比べて基本料金が安くなるのが特徴です。
まずは無料の料金シミュレーションを活用して、今の電気代と比較してみてください。
電気代の節約を意識したドラム式洗濯機の選び方
ドラム式洗濯機を新たに購入する際は、電気代の節約を意識した選び方が大切です。容量やタイプ、搭載機能によってランニングコストは大きく異なります。
ここでは、電気代を抑えながら快適に使えるドラム式洗濯機の選び方を3つのポイントに分けてご紹介します。
世帯人数や洗濯・乾燥容量から選ぶ
ドラム式洗濯機で電気代を節約するためには、世帯人数に適した容量を選ぶことが重要です。
一般的なドラム式洗濯機の世帯人数ごとの容量の目安は、以下のとおりです。
- 1人世帯:6~8kg
- 2~3人世帯:8~10kg
- 4人世帯以上:10kg以上
まとめ洗いをする機会が多い家庭には、大容量のドラム式洗濯機がおすすめです。
また、乾燥機能を使用する場合は、洗濯容量だけでなく乾燥容量の確認も欠かせません。一般的に、乾燥容量は洗濯容量よりも少なく設定されています。購入後に後悔しないためにも、家庭の洗濯量や使い方に合った容量を確認してから購入しましょう。
ドラム式洗濯機のタイプで決める
ドラム式洗濯機は、乾燥方式の違いによって電気代や仕上がりが変わります。主な乾燥方式は「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」です。
ヒーター式の場合、熱風で乾かすため厚手のタオルもしっかり乾燥できるのが強みです。ヒーター式は本体価格も比較的安く設定されているため、費用を抑えてドラム式洗濯機を購入したい方におすすめです。
一方、ヒートポンプ式では低温で乾燥させるため柔らかく仕上がり、衣類が傷みにくいという特徴があります。ヒートポンプ式は乾燥効率が高く省エネ性能にも優れているため、電気代を抑えたい方に適しています。
本体価格は、ヒートポンプ式の方がヒーター式より高い傾向がありますが、長期的なランニングコストを含めて考えると、ヒートポンプ式の方がコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。
機能やコースの内容を確認する
ドラム式洗濯機には、さまざまな便利機能やコースが搭載されています。普段の洗濯スタイルに合ったコースがあるかを確認しておくと、電気代の節約や家事の時短にもつながるでしょう。
ドラム式洗濯機の主な機能として、以下が挙げられます。
- 温水洗浄機能
- 除菌・消臭機能
- 自動お手入れ機能
- 低騒音設計
- 残り湯使用機能 など
また、「省エネコース」「つけ置き機能」「スマートフォンとの連携」など、メーカー独自の便利な機能を搭載したモデルも多く登場しています。
まとめ
ドラム式洗濯機は家事を楽にしてくれる便利な家電ですが、毎日乾燥機能を使うと電気代がかさみやすい点には注意が必要です。電気代を抑えるためには、省エネ性能の高い「ヒートポンプ式」を選ぶほか、こまめなフィルター掃除やまとめ洗いなど、日々の使い方を工夫することが大切です。
電気代の根本的な節約を目指すのであれば、電力会社や料金プランの見直しも一つの方法です。ドラム式洗濯機の使用によって電気代が気になる家庭には、「idemitsuでんき」への切り替えがおすすめです。
idemitsuでんきの料金プランは、電気を使う量に応じて地域の電力会社よりおトクになるのが特徴です。現在の生活スタイルを大きく変えることなく、電力会社を切り替えるだけで、毎月の固定費を大きく削減できる可能性があります。
特に、日常的に消費電力量が多い3〜4人家族以上の世帯では、切り替えるだけで電気代を削減できるかもしれません。
まずは無料シミュレーションを活用し、今よりどれくらい安くなるのかチェックしてみてください。

