冷蔵庫の電気代はどれくらい?大きさ・製造年別の電気代や節電方法を紹介

24時間365日休まず稼働し続ける冷蔵庫は、家庭の光熱費の中でも大きな割合を占める家電です。そのため、「毎月の電気代が高い」「冷蔵庫の電気代を節約できないか」とお悩みの方も気になっているのではないでしょうか。

本記事では、冷蔵庫のサイズ・製造年別の電気代の相場と、冷蔵庫の電気代を節約する方法を解説します。

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【この記事で分かること】
・冷蔵庫の平均的な電気代
・冷蔵庫と冷凍庫の電気代の違い
・冷蔵庫の電気代を節約する方法

 

冷蔵庫の電気代の平均はどれくらい?

冷蔵庫の電気代は、サイズや製造年によって大きく異なります。一般的に「大きい冷蔵庫ほど電気代が高い」と思われがちですが、必ずしもそうとも限りません。

ここでは、サイズ別と製造年別の2つの視点から、冷蔵庫の電気代の相場を詳しく見ていきましょう。

サイズ別の電気代

冷蔵庫はサイズによって消費電力が異なり、電気代にも違いがあります。近年の冷蔵庫は省エネ化が進んでおり、効率的に電力を使用できるため、大型サイズが必ずしも消費電力が多くなるとは限りません。

以下は、冷蔵庫のサイズごとの電気代の目安です。電気代の計算式は、「年間消費電力量(kWh)× 電気料金単価(円/kWh)= 年間の電気代」で算出し、電気代計算には全国家庭電気製品公正取引協議会が定める「31円/kWh」を基準としています。

 

世帯人数の目安

冷蔵庫のサイズ

年間消費電力(平均

電気代

1日

1ヶ月

1年

1人世帯

141~200L

294kWh

約25円

約750円

9,114円

2人世帯

201~300L

299314kWh

約25〜27円

約761〜800円

9,269〜9,734円

3人世帯

301~400L

340346kWh

29

約870円~880円

10,540円~10,726円

4人世帯

401~500L

270〜286kWh

約23〜24円

約690〜730円

8,370〜8,866円

5人世帯

501L以上

280kWh

24

約710円

8,680

※参照:資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ2025年版
※1ヶ月30日として計算

表を見ると、冷蔵庫の電気代は1ヶ月あたり約690〜870円程度、年間電気代は約8,370〜10,726円程度が目安となります。
具体的には、301〜400Lは年間約10,540円とやや高めですが、401〜500Lでは年間約8,370〜8,866円と、より大きいサイズでも電気代が低いケースがあることが分かります。

冷蔵庫を買い替えるときは年間消費電力を確認しつつ、サイズや購入費用を比較することが大切です。世帯人数に適した冷蔵庫のサイズごとに、電気代の違いを比較してみましょう。

製造年別の電気代

画像出典:資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ2025年版

技術の発達に伴い、基本的には製造年月が新しいほど冷蔵庫の省エネ効果が期待できます
下の表は、冷蔵庫のサイズ別に2016年製と2024年製の年間電気代を比較したものです。

 

世帯人数の目安

冷蔵庫のサイズ

2016年製

2024年製

差額

年間消費電力量

年間電気代

年間消費電力量

年間電気代

2人世帯

201〜250L

365kWh

11,315円

305kWh

9,455円

1,860円

3人世帯

301〜350L

396kWh

12,276円

338kWh

10,478円

1,798円

4人世帯

401〜450L

353kWh

10,943円

292kWh

9,052円

1,891円

5人世帯

501L以上

339kWh

10,509円

279kWh

8,649円

1,860円

※参照:資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ2025年版
※電気代は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める31円/kWhを基準に算出

いずれのサイズでも、2016年製と比べて2024年製は年間約1,800〜1,900円ほど電気代が安くなっています

古い冷蔵庫を使い続けている場合、省エネ機能が搭載された最新の冷蔵庫に買い替えることで毎年の電気代を削減できる可能性があります。

冷蔵庫の電気代を節約する方法

冷蔵庫は24時間稼働し続ける家電だからこそ、日々の工夫が長期的な電気代の節約につながります。食材の入れ方や設置場所の見直しなど、今日からすぐに実践できる方法も多いため、ぜひ取り入れてみてください。

ここでは、冷蔵庫の電気代を効果的に抑えるための具体的な節電方法をご紹介します。

熱いものは冷ましてから入れる

熱い食材を冷蔵庫で保管したいときは、常温まで冷ましてから入れるのが基本です。熱いまま冷蔵庫に入れてしまうと、周囲の食品に熱が伝わるだけでなく、庫内の温度も上昇するため無駄な消費電力が発生してしまいます。

特に夏場は室温が高く、冷蔵庫が庫内を冷やすためにフル稼働しやすい時期です。節電を意識するなら、冷蔵庫内の温度をできるだけ上げないようにしましょう。

扉の開閉は最小限にする

冷蔵庫の電気代を節約するには、扉を開閉する回数を最小限に抑えることや、扉を開けている時間をできるだけ短くすることも重要です。

開閉回数が多かったり開けている時間が長かったりすると、その分冷気が外へ逃げて庫内の温度が上昇し、再び冷やすために余計な電力を消費してしまいます。開閉回数や時間を減らすためには、冷蔵庫の中を常に整理しておくことが欠かせません。

また、食材の種類や保管場所を把握しておくことは、冷蔵庫の節電だけでなく食品ロスの防止にもつながります。

食材を詰め込みすぎない

冷蔵庫内は冷気を循環させて食材を冷やす仕組みのため、食材を詰め込みすぎないことが大切です。食材と食材の隙間から冷蔵庫の奥が見える程度の間隔で保管すると、消費電力を抑えて電気代の削減につなげられるでしょう。

なお、冷凍庫の場合は逆の原理で、食材の隙間をなくした方が消費電力を抑えつつ効率よく冷凍できるためおすすめです。

資源エネルギー庁のデータによると、冷蔵庫の詰め込みを半分にすることで年間43.84kWhの電力量を削減でき、電気料金単価を31円/kWhとすると年間約1,400円の電気代節約が見込めるとされています。

冷蔵庫と壁の隙間を確保する

冷蔵庫の消費電力を抑えるためには、冷蔵庫と隣接する壁の間に放熱に必要な隙間を確保しておくこともポイントです。

資源エネルギー庁のデータによると、冷蔵庫の上部と左右が壁に接している状態と、左右どちらか一方のみが壁に接している状態を比較した場合、年間で45.08kWhの削減が可能とされています。電気料金単価を31円/kWhとすると、年間約1,400円の電気代削減につながる計算です。

必要な隙間の幅は冷蔵庫の機種によって異なります。近年の冷蔵庫には壁にぴったりつけて設置できるタイプもありますが、多くのモデルでは一定のスペースを確保する必要があります。冷蔵庫を設置する際は、事前に必要な放熱スペースを確認し、設置可能かどうかを判断した上で購入すると安心です。

また、冷蔵庫の上に物を置くことも放熱の妨げになるため、できるだけ置かないようにしましょう。

温度設定や省エネモードを活用する

冷蔵庫や冷凍庫の適切な温度に合わせて、温度設定の強弱を調節することも電気代の節約に効果的です。

各室の目安温度は以下のとおりです。

  • 冷蔵室:1~5℃
  • 冷凍室:-18~-22℃
  • 野菜室:3~7℃

資源エネルギー庁のデータでは、設定温度を「強」から「中」に変更した場合(周囲温度22℃)、年間で61.72kWhの削減が可能とされています。電気料金単価を31円/kWhとすると、年間約1,900円の電気代削減が見込めます。

冷蔵庫内は室内温度の影響を受けやすいため、夏は「強」、冬は「弱」に設定しておくのがおすすめです。また、省エネモードを積極的に活用することで、より効果的な節電につなげられます。

定期的に掃除やパッキンの確認をする

冷蔵庫の扉についているゴムパッキンが劣化したり汚れたりしていると、隙間から冷気が逃げてしまい、余計な電力を消費する原因となります。挟んだ紙がずり落ちてしまう場合は、パッキンが劣化している可能性があるため、交換を検討するとよいでしょう。

また、冷蔵庫の背面や下部、上部にホコリが溜まると放熱効率が下がり、消費電力が増加する恐れがあります。定期的に周囲のホコリを掃除機で吸い取るなど、こまめにお手入れをすることで節電につながります。

最新の冷蔵庫に買い替える

長年同じ冷蔵庫を使っている場合、使い方を工夫して節電を心がけても、消費電力を下げるのには限界があります。先述のとおり、最新の冷蔵庫は10年前のモデルと比べて省エネ性能が向上しており、消費電力を抑えられるケースが多いです。

特に、10年以上前のモデルを使用している場合は、思い切って最新の冷蔵庫に買い替えることで、より高い節電効果が期待できるでしょう。購入費用はかかるものの、長期的な電気代の削減額を考えると、買い替えを検討してみるのもひとつの方法です。

電力会社や料金プランを見直す

電気代を根本的に削減したい場合は、電力会社や料金プランの見直しがおすすめです。

電力自由化によって多くの企業が新規参入し、電気代は各社で自由に設定できるようになりました。電力会社によって電気代の単価が異なるため、選ぶ会社次第で電気代の節約につながる可能性があります。

電力会社や料金プランが今のライフスタイルに合っているかを確認してみるとよいでしょう。

idemitsuでんきでは、地域の電力会社と比べて使用量に応じて電気代がおトクなプランや、基本料金がおトクなオール電化プランをご用意しています。また、ガソリン代やEV充電がおトクになる特典もあるのが魅力です。

無料のシミュレーションも利用できるため、今の電気料金がどれくらい変化するかぜひ確認してみてください。

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冷蔵庫の電気代に関するよくある疑問

冷蔵庫の電気代については、「冷凍庫を追加したらどれくらいかかる?」「大きい冷蔵庫の方がお得って本当?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

ここでは、冷蔵庫の電気代に関するよくある疑問にお答えしていきます。

冷蔵庫と冷凍庫の電気代の違いは?

冷蔵庫と冷凍庫では、容量や使用状況によって電気代が異なりますが、冷蔵庫の年間電気代は約8,370〜10,726円程度が目安となります。一方、冷凍庫の年間電気代は約5,487〜14,384円程度です。

違いは容量や冷却方式による消費電力の差が大きく、特に大型の冷凍庫では冷蔵庫と同程度、またはそれ以上の電気代がかかる場合がある点です。

以下の表では、冷蔵庫と冷凍庫それぞれのサイズ別・世帯人数別の電気代を比較しました。

 

世帯人数の目安 冷蔵庫のサイズ 冷蔵庫 冷凍庫
年間消費電力 電気代 年間消費電力 電気代
1人世帯

100L以下

177kWh 5,487円
141~200L 294kWh 9,114円
2人世帯 100L以下

177kWh

5,487円
201~300L 299〜314kWh 9,269〜9,734円
3人世帯 101~200L

294〜306kWh

9,114〜9,486円

301~400L

340〜346kWh

10,540〜10,726円
4人世帯 201~300L 330〜353kWh 10,230〜10,943円
401~500L 270〜286kWh 8,370〜8,866円
5人世帯 301L以上 464kWh 14,384円

501L以上

280kWh 8,680円

※参照:資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ2025年版
※計算条件:電気料金単価:31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会による目安単価)にて算出。

利便性とコストのバランスを考え、ご家庭のライフスタイルに本当に見合うかどうかを事前にじっくり検討することが重要です。

大きい冷蔵庫の方が電気代は安い?

大きい冷蔵庫の方が、電気代が安くなるケースは実際にあります。上記のサイズ別の表を見ていただくとわかるとおり、301〜400Lよりも一回り大きい401〜500Lや501L以上の大型モデルの方が、年間電気代の平均値は安くなっています。

 

世帯人数の目安

冷蔵庫のサイズ

年間消費電力(平均)

電気代

1日

1ヶ月

1年

1人世帯

141~200L

294kWh

約25円

約750円

9,114円

2人世帯

201~300L

299〜314kWh

約25〜27円

約750〜810円

9,269〜9,734円

3人世帯

301~400L

340〜346kWh

約29円

約870円

10,540円~10,726円

4人世帯

401~500L

270〜286kWh

約23〜24円

約690〜720円

8,370〜8,866円

5人世帯

501L以上

280kWh

約24円

約720円

8,680

※参照:資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ2025年版

これは、大きい冷蔵庫の方が、高性能な真空断熱材や効率のよいインバーター制御など、最新省エネ技術が搭載されているケースが多いためです。一方、小型〜中型モデルは初期費用(本体価格)を抑える造りになっていることが多く、結果として消費電力が多くなる傾向があります。

そのため、買い替えの際は本体の価格やサイズだけでなく、カタログに記載されている「年間消費電力量」も必ず確認し、長期的なランニングコストを含めて検討することをおすすめします。

まとめ

冷蔵庫は24時間365日稼働し続ける家電だからこそ、日々の使い方の見直しや最新機種への買い替えを検討することで、電気代の節約につなげることが可能です。食材の入れ方や温度設定の調節、壁との隙間確保など、すぐに実践できる節電方法を取り入れるだけでも、年間数千円単位の削減が期待できます。

しかし、冷蔵庫は電源を切ることができない家電であるため、毎日の節電の工夫だけで削減できる金額にはどうしても限界があります。根本的に家計の負担を減らすなら、ご家庭に合った割安な料金プランの電力会社へ切り替えることが有効な手段です。

そこでおすすめなのがidemitsuでんきです。idemitsuでんきでは、世帯人数が多く、電気の消費量が多い家庭ほど地域の電力会社よりもおトクになる料金設定のプランを提供しています。

冷蔵庫を含め、家庭全体の電気使用量が多い3〜4人家族以上の世帯であれば、idemitsuでんきへ切り替えることで、電気代を削減できる可能性があります。消費電力の多い冷蔵庫の使用やセカンド冷凍庫の導入で電気代が心配な家庭にも最適です。

固定費削減で家計の負担を減らすなら、ぜひidemitsuでんきのシミュレーションで電気代の変化を確認してみてください。

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